ブリッジ

あきらめないで

ブリッジでこんなハンドが来た。私はサウスに座っている。N・S合わせて19点しかないのだが、私は6♠をビッドした。お互いのビッドは少しボタンの掛け違いがあった模様。Eから♣Aがリードされ、♥Aが続いた。それをNがラフをして、♠AKをキャッシュし…

2008年、シニアチーム金メダル

日本のコントラクト・ブリッジの歴史の中で、おそらく1、2を争う誇り高いイベントとして、2008年にシニアチーム(58才以上)が獲得した、ワールドマインドスポーツゲームズ(WMSG)の中の金メダルが挙げられると思う。この時の模様を、中心メンバの…

SSRチーム戦にて

ご無沙汰してました。久しぶりの記事となります。先週末に地元のブリッジクラブでショートラウンドロビンのチーム戦があり、成績が良かったこともあり久しぶりに記事を書いてみることにしました。ただし、娘は何かと行事で忙しく、出場したのは私だけでした…

2ヶ月ぶりのトーナメント

昨日は、地元のブリッジクラブで月例会があったので、なんとか時間を工面して娘と一緒にトーナメントに出席してきた。私も久々のブリッジでわくわく楽しんだけれど、頭と体力が慣れずにへとへとになった。前日、おかあさんと娘と私とで、BBOで10ボードの練習…

2ウェイ・チェックバック・ステイマン 2つ

最近チェクバック・ステイマンを使うようになった。これは、ディクレアラが4枚のメジャースートを隠してNTをリビッドしたとしても、後からメジャースートのフィットを探すことができる、というもの。多いのがオープナーの1NTリビッドの後である。 1つ…

ディフェンスのカウントと3NTへのビッド

まず、ディフェンスの話。私はノースで、コントラクトはEの4♥だ。ディクレアラとしては♥のプレイが簡単ではなさそうだが、♥2ルーザとすると♣Aの他に、♦か♣を1トリック取れないとディフェンス側ではダウンしない。Pdのオープニングリードがもし♦だった…

ディフェンスでできること

ディフェンスもディクレアラも、さらにはビッドも、体調が如実に思考の深さに影響してくる私は、テーブルに向かったらできるだけ目の前のボードのことだけ考えるようにしたいのだけれど、もっともっと集中したいのだけれど、まだまだ自分がどこまで集中でき…

サードとフィフス

コントラクトブリッジでは、味方同士に7枚以上(すなわち相手にはたかだか6枚)あるスートを用いて相手をコントロールすることが効果的である。しかしディフェンスはパートナーのカードが見えないので、カードの出し方で枚数やアナーカードのありかを教え…

沸き上がってきたディフェンス感覚

最近、娘と地元のブリッジクラブに顔を出したり、少しづつブリッジ感覚をもとに戻すようにしている。先日BBOでプレイした時に、自分でも嬉しかったディフェンス感覚を感じることができた。こういうことを忘れないでおきたいものだ。 私はEでオープニングリ…

killing defence問題1

最近ちょっと、ディフェンスに興味が出だした。そこでヒューケルゼイの名著、キリングディフェンスを読み進めたくなった。p72、あなたはE、リードは♣9、プランをどうする?私が考えたことを書き連ねよう。ダミーは18点。サウスは一度レスポンスしながらゲー…

Sabine Auken, 1998 Macallan Invitational Pairs

久しぶりに書籍「World Class」を引っ張り出し、ザビーネのマカランの記事を読みとても励みになった。ハンドは次の通りで、サウスに対する何かのスクイズ(スローインor直接♥K)になっているんだと思う。 - North - S:T95 - H:JT92 - D:QT983 - C:4 - West +…

変則こいこいと良いビッドだった4スペーズ

ブリッジの話題は、先日私がネットでプレイしたボードの話。花札は、娘と2時間、花札をした話。残念ながら花札の写真は撮れなかった。それでも、2時間花札しっぱなしってのは面白かった。土曜の夜、寝るまでに2時間あるので、何をしようか相談し、こいこ…

6スペーズ・ルーズ

先日の地元のブリッジ競技会でのこと。6チームのチーム戦でペア総当りの30ボードのプレイだった。その第一ラウンドの3ボードで、2、3ボードが娘のディクレアラとなった。30ボードというと普段の競技会よりも多いボード数で少しだけ長丁場。こういう時…

超久しぶりのブリッジ

娘は小学5年生なので、年齢は11歳なのかな、よく覚えていない。10代の前半が勝負師としての勘が養われる大切な時期だと、将棋の羽生さんが言っていた。そのため10歳の1年間をゲームに触れずに過ごしてしまったことを悔やんでいる。しかし今からでも全く遅…

ハーディー・ゲームトライ

4♥や4♠、5♣や5♦といったゲームに行くかどうか、パートナー同士で相談するビッドがゲームトライ。とってもわかりやすいしジャッジもしやすいので、娘との間ではハーディー・ゲームトライ(アナーフィット・ゲームトライと私が命名)というのを使いたいと…

強いハンド

昨日の練習ボード、1の代に2の代でレスポンスするのはゲームまでパス無し、というのが徹底されてきたので、おとうさんの1NTもフォーシングNT(パス無し)というのが理解できてきた。おとうさんは10点で、AKKなので10点よりは少し強いかんじ。ハートの…

プロモート

2ヶ月くらい前になるか。おかあさんと娘がネットブリッジを始めるようになったので、おとうさんが技術を教えようということになった。その時に、何を教えようか考え、プロモートを教えることにした。この時に教えたプロモートが、今でも頭に残っているよう…

ゲームフォーシングとウェスタン・キュービッド

普段のネットブリッジだと、課題が出たそのつどプレイを止めて説明を行っている。おかあさんは話半分で聞いていて、もう眠いなぁという雰囲気だ。それでも、娘には何度も話しているうちに、だんだん記憶に蓄積してくるようだ。今回のビッドは、そう簡単では…

ローマンキーカード

ずいぶん久しぶりの記事になった。今年は娘が小学5年生で、勝負師の修行をするにはもってこいの年齢だ。というわけでブリッジや囲碁など頭を使うゲームを沢山覚えてもらいたいと思っている。ただしおとうさんが忙しくて、つきあってあげる暇が無い。そんな…

ポイントカウント法

ずいぶん久しぶりに娘と、ブリッジの話をした。 娘はブリッジをプレイするのに全く問題がない。問題があるのはおとうさんで、時間を取ることができない。 しかし、いかんいかんと思い始めた。このままだらだらとブリッジに触れない時間を過ごしてはいけない…

スクイーズ気味?

Eから(私)。たったの9点しかない。でも形がいいので思い切ってオープンしてみる。案の定、サウスが点を持ち1NTとオーバーコール、ハートのストッパーがあるということだ。 それに対してパートナーが8点以上を示すダブルを入れてくれた。しかし当方も…

あと1息、たどりつかず

1NTで、♥のリード。♥4、♦1、♠1取られてジャストメークの予定で、♠を負けに行く。しかし、最後に、♣フィネスではなく、♦で1トリック取りに行ったのがあだになり、♦Jが取れず♣を手から回して1ダウン。 スローイン あとで気づいたが、♦に目をつけたの…

青息吐息

9トリック目くらいまでは傍目から観ていると正しいアプローチ。しかし、なぜダミーの♦を先に取るか。良くないな。わかってない。 あのままクラブを走った時に、♠と♥、♦での3スートスクイーズに右手がかかる。かなり青息吐息。

漫然とプレイしない

先日、ネットでブリッジをしていた時に、ちょうどタイムリーなハンドが来たので紹介する。というか、自分自身のために、メモ。私は上、左が1NTでオープンして、2♠にトランスファーをしてそれがコントラクトになった。リードは私。サイドスートの3をリー…

正しい姿勢

さきの9月に、インドネシアのバリ島で行われた世界ブリッジチーム選手権(優勝イタリア、オープン日本チームは22チーム中11位)のデイリーブリテン、最終日に掲載された記事が、心に留まったので、ここに転載しようと思う。 フォールスカードの成功 by …

良いスラム

クラブが単純に3-1ブレークなら、悩む必要もない気がするが、4-0だったらいやだなぁという感じが頭にへばりつき、ささっとプレイができなかった。それでも、ブリッジは低く続けている毎日(じゃないが)。

なかなかしびれた3NT

無理そうだな、と思いながらも、NTはまずトリックを数えること。♣5、♥1、♦1、てことは♠で2トリック。ダミーの♠KQに向けて2度リードできてかつダミーエントリが残っていれば、9トリックありそう。そこで、♣Qのありかを右手に想定。なぜなら、ハン…

シンプルスクイーズをダブルスクイーズとして

さきのスクイーズのハンドは、デビッドバードのダブルスクイーズの例題の最後、「playing a simple squeeze as a double squeeze」にあった形と同じだったことに気づく。"West guards the clubs, East guards the hearts; no-one can hold the spades." The …

奥深いスクイーズの世界

以下のスクイーズは、単純な形ではある。それでも私の心に残ったことを書きたい。私は今回オープニングリーダーで、実際のスクイーズにかかったのはパートナーの方だったから気軽ではあった。ディクレアラは最後の形(エンドポジション)を早くに見切ってい…

さきの7Sでうれしかったこと

最近、忙しさの中で、娘とジンラミーをすることだけは欠かさないようにしている。週に2〜3回は遊べている。リフルシャッフルが下手なので、ディーラーを毎回変えて、リフルシャッフルができるように練習している。そのことだけでも、時間を取る価値がある…