もう、娘とゲームをすることもほとんどなくなりましたが、今年はなにかしら話題を見つけて、この日記を更新していこうと思います。もともとは、「Life with トランプ」というタイトルでしたが、はてなでブログに移行させられたときにタイトルがなくなってしまいました。またタイトル変えると良いのかな。
ゲームでの息の合い方
できるだけ、気合を入れずに、だらだらと継続していきたいと思っている。トランプはやっぱり奥が深いし、ゲームに対する姿勢で、生活の中で息が合うかどうか、結構わかる気がしている。
なぜそれをプレイするかの意図がわかっている(伝わっている、理解できる)のとそうでないのの世界の違い。
また、始めようと思う
書く内容は前と変わると思うけど、また始めようと思う。
最後の4両直前で、、、
家族3人でやっても、なかなか勝つことができないが、いつも最長ルートだけは取れるのでとても楽しいと思い、はまってる。
右と、下がどちらもウィニペグから南部へのルート。予定としてはこれをダブらせて繋いだあと、左上のバンクーバ - サンタフェも繋いでしまえば、最長距離も稼げるということで、当初の3枚のチケットを実行することにした。
最初は西海岸から攻めて行って、短いところと長いところを混ぜながら東に伸ばし、最後に北上という作戦で決行した。
ところが、最後、ウィニペグへの黒の4両を置く直前に、おかあさんに終了されてしまったため、2枚のウィニペグチケットが無駄になってしまって、最長は取ったものの、点数でビリになってしまった。
今回の教訓、どの路線を一番先に完成させなければいけないか、常に頭に優先順位を置いておくこと。
ああ、でもやっぱり、おもしろい。
チケットトゥライド アメリカ
娘が中学生になって、トランプする時間もなかなか無くて、このままかなー、と思っていたけれど、お正月からチケットトゥライド アメリカの3連戦。3人で遊んでいる。皆1回づつ勝利の味を味わったので、これから本当の勝負だ。
今日は私が初めての勝利。3枚の行き先チケットはなんと、「シアトル ←→ ロスアンジェルス」「ロスアンジェルス ←→ ヘレナ」「ロスアンジェルス ←→ シカゴ」と、すべてが西海岸のロスアンジェルス経由で、最初からやるきまんまん。
第一ターンで、1車両、2車両の路線を確保してスタートし、結果40車両の最長不倒距離と、トータル117点の歴代最高点を稼ぎ出して優勝。
やっと落ち着いてゲームができるようになった気がするので、今度、写真も一緒に掲載しようと思う。
でもやっぱり、中学生の娘でもなお、地図上そして行き先チケットに書かれた都市名には、日本語での読みも併記してあると、もっと楽しめたのにな、と思う。
あきらめないで
ブリッジでこんなハンドが来た。私はサウスに座っている。N・S合わせて19点しかないのだが、私は6♠をビッドした。お互いのビッドは少しボタンの掛け違いがあった模様。
Eから♣Aがリードされ、♥Aが続いた。それをNがラフをして、♠AKをキャッシュしたところ。
♠AKと、♣3回♥3回ラフできるので8トリック取れる。それと♦で3トリックは取れる。合計11トリックで1個足りない。
どうプレイするか?
♣と♥をラフしてみると、スクイーズの形になる。そうでなくとも、♣Jの直前で♣のKQが落ちてくる可能性だってある。だから諦めずにラフする。♣Jを残してラフできたところ。♣JがWの♣Kに対してスレット(脅し札)になっている。
さらに、♦AでSに入り、そこで♠Jをリードすると、Wはディスカードに困る。
♣Kを捨てるとNの♣Jがプロモートするし、♦を捨てると♦KQ9の9がウィナーになる。実際には♦をディスカードするので、Nからは♣Jを捨て、♦を取りきると、♦J、10が落ちるので♦9が12トリック目になる。
あきらめずに考えること、意外と難しい。
クリベッジ再来
娘がiPadを使ってクリベッジをしたいというので教えてあげようと思ったら、私がクリベッジをすっかり忘れていたので、もう一度1からクリベッジを覚えようと、また始めることにした。
以前、100円ショップのステンレストレイに、パソコンで印刷した61点用のクリベッジ・ボード地図を貼り付けて作った、自家製クリベッジボードを作成していた。それを久しぶりに引っ張り出す。
すでに4〜5回ほどプレイしておおよそ思い出してきたので、今日は我が家のトランプ遊びのバイブルのひとつ、松田道弘『面白いトランプ・ゲーム』(1982年12月20日初版、筑摩書房)を読み返し、
忘れかけていたルールや手役を復習しようと思う。
手役
- ペア
- 1枚1点=2点
- スリー・オブ・ア・カインド(トリプル/トリプレット)
- 3通りのペアの組み合わせ=2×3=6点
- フォー・オブ・ア・カインド(フォーカーズ/ダブルペアロイヤル)
- 6通りのペアの組み合わせ=2×6=12点
- ラン(シークエンス)
- 1枚1点
- ラン・オブ・スリー
- 3点
- ラン・オブ・フォー
- 4点
- ダブル・ラン・オブ・スリー
- 3345等 3×2通り+ペア2点=8点
- ダブル・ラン・オブ・フォー
- 33456等 4×2通り+ペア2点=10点
- トリプル・ラン・オブ・スリー
- 33345等 3×3通り+スリー・オブ・ア・カインド6点=15点
- クォドラプル・ラン・オブ・スリー
- 33445等 3×4通り+ペア2、4点=16点
- フラッシュ
- 4枚で4点、5枚で5点(ノッブも同スート)<クリッブでは認めない>
- ヒズ・ノッブ
- 1点、ノッブと同スートのJが手札にある
- ヒズ・ヒール
- 2点、ノッブがJだったとき、ディーラーに
- フィフティーン・ツー
進行
ディーラーは交互に。ディーラーがシャフルしノンディーラーがカット、6枚づつ配る。お互い2枚をクリッブとして場の中央に出す。クリッブは最後にディーラーの点数として計上する。
ノッブ(スターター)を決める。ノンディーラーがカットし、ディーラーがトップのカードを表向きにする。プレイ開始。
プレイは、ノンディーラーから始める。手札から場に1枚出してフェースバリュー(数値)を声に出して宣言(アナウンス)する。絵札は10で、Aは1。その後互いに1枚づつプレイしていくが、2枚目以降は場に出された合計数を声に出して宣言(アナウンス)する。カードは相手のカードと混ざらないようにする。
プレイ中の点数
- ヒズ・ヒール2点
- フィフティーン2点
- 足した合計が15になる時
- ペア2点
- 直前の相手カードとペアをなすカード
- スリー・オブ・ア・カインド6点
- 3枚続いてないといけない。間に違うカードが入ると無効
- フォー・オブ・ア・カインド12点
- ラン(シークエンス)
- 234、243、342でも可
- サーティーワン2点
- 足した合計が31になる時
- ラストカード1点
- 最後にカードを出した人
31になったら、それまでのカードを裏返す。次のリードは31になった次の人から始める。
31を超えてしまう時はカードが出せず「ゴー」を宣言する。"Go ahead"(続けて)。ゴーを宣言したら相手に1点加算。
「(本文より)
- ゴーを宣言した相手が手札を出さなければ(プレイできなければ)[*私:この時プレイできない場合、ゴー宣言したとみなして相手に1点加算されるのかどうか?]、次にプレイするのはゴーを宣言したプレイヤーからです。
- ゴーを宣言された相手は、手札の中にプレイできるカード、つまり31点をオーバーしないで出せるカードが残っていれば、そのカードを続けて出さなければなりません。この間に、ペアやランが成立すれば、もちろんその得点もスコアされます。[*私:手持の手札で3枚のうち2枚がプレイ出来たとして、最後のカードがプレイできない時、この人はゴー宣言したとみなすのか?相手に1点加算されるのか?]
手札が無くなったら、手札の計算を行う。まずポーン(ノンディーラー)の手を計算する。次にディーラの手、最後にクリッブを計算。
(どうやら、1度ゴーがかかると、その相手が出せなくなっても、ゴー宣言されたと扱うわけではないらしい。1回のプレイではゴーの点数は1回だけ計上、ということらしい)
最終ゴール
6カード・ゲームでは、120点がゴール。
ということだ。おおよそ確認できたんだけど、プレイ中の得点として、ラン・オブ・スリーなどは書かれているが、ダブル・ラン・オブ・スリーが計上できるのかは、明確に書かれていない。
ノッブが5なのは紛らわしいが、手前から
6 6
7 5 7
となった。3枚目までに765でラン・オブ・スリーになっているのはわかるが、6が続いた時点で、1)直近の3枚では656と何もないが、4枚を見ると7656で、ランは順番を気にしなくとも良いとのことなので、ダブル・ラン・オブ・スリーが成立している気がする。さらに7が続くことで、クォドラプル・ラン・オブ・スリーが成立している、のではないか?この件については、松田道弘の本では分からない点であった。
(2009年の4月、ほぼ7年前に同様の記事を書いていたことを思い出した。http://d.hatena.ne.jp/summer-3/20090405
その時のコメントに、一角鹿さんから
こんにちは
温泉でクリベッジ!まったり、楽しそうです
一昨年、南の船旅、デッキでクリベッジを遊ぶ外国人夫婦をみかけました。うらやましかったなあ
プレイ中の得点ですが、シークエンスとペアだけカウントするのが一般的なようです。今回は最初の3点の他はカウントしません(ダブルランオブスリーも呼び方だけであって、実際はランオブスリーふたつとペアの得点を足しているだけです)
とご指導頂いてました。
そういうことなんですね。これでルールがおおよそはっきりしました。確かに、プレイ中はハンドの塊としての手役ではなく、あくまで進行に基づいた役なので、ペアとランは同居できない、ということを今理解できた)
こんな感じで120点ゲームで45分ほどで勝負がつく。リフルシャフルの練習にもなるし、娘と2人で夕飯後にクリベッジで遊んでいるのは、なかなか優雅な気分になるものだ。
(上記の手役はダブル・ラン・オブ・フォー10点+フィフティーン2、4で合計14点)