地図

今日は、娘が家にいないので、トランプができない。というわけで、地図ということについて考えてみよう。

今日の夜に、羽生さんと、渡辺さんの竜王戦の模様を、情熱大陸っていうテレビで特集するみたいなので、もし起きてたら見ようと思う。てか、ビデオに撮っとくのが安全かもしれないな。

将棋とか囲碁とかは、この地図っていう表現は使うのかな。つまり、何手か先を読んで状況を予想するために、自分の頭の中で駒や石を置いていく、頭の中の地図。将棋・囲碁が、盤面を使って勝負するから、見栄えだけでも地図っていう感じがする。プロは150手先まで、頭の中で考えられるそうで、頭の中の地図もかなりしっかりしているということだろう。

私の地図は、いわゆる、コントラクト・ブリッジとかで、カード・リーディングが必要になる時に、見えないハンドを想像しながら、頭の中でプレイをしていくための、その土台っていうか、頭の中での具現化というか、そういう地図のこと。

私の永遠の課題はこの地図を持てるようになること。持っていないものだから、さっぱりその先に進まない。カードの組み合わせでより多くトリックを取るための方法、というのはテクニックの話であり、ゲーム中には土台の地図があってはじめてテクニックが威力を発揮する。

今後、トランプゲームにおける頭の中の地図を、娘が作っていく手伝いができればと思っているけれど、私自身が確固たる地図を作れていないので、指導すらできない。

ジン・ラミーは、「引きの力」も重要な要素だけど、相手のカードを読んで、プレイをすることも重要で、時としてそれが勝負に直結することもある。相手が取った1枚のカードを基本にして、捨て札や、取らないカードの情報から、できているセットを想像して、捨ててはいけないカードは捨てないでおく。もしかしてこれって、麻雀も同じ技術を使うのかな?娘に対しては、まずは遊びの中で、相手のカードを読むことを、少しづつ教えていく、ということなんだろうな。

戦術とかはまだまだ興味がないみたいだけど、基本的には、相手の手が見えていれば、勝つためのプレイは決まってくる訳だから、相手の手を透かしてみれるようになるってことなんだろうな。そういうことに興味を持たせて、自分なりの地図を頭の中に作ってもらうしか、ないよな。

というか、まずはお父さんが、がんばって自分の地図を創ること。それが私の本当の夢だ。