動物さがしとセット
連休３日目は、地元のゲーム会に、これもまた家族３人で参加。今日はおとうさんが娘のおもり、というか娘に遊んでもらう日にした。
小学生の子供たちに混ぜてもらって、ボードゲームを遊んでいた。おとうさんと２人で遊んでいては「絶対に」出会えないゲームを知ることができるので、とても助かる。おとうさんが買うのはトランプや、花札、百人一首、ポーカーチップなど汎用的な道具ばかりだから。。。
セットはうちで遊んでいるものを持っていけば良かったが、何も荷物を持たなかったので、本日は無し。いくつか、パズル的なカードゲームを教えていただいた。
いろがごちゃまぜ
http://www.rakuten.co.jp/quartett/676271/676281/689760/
今数えてみると１５種類の絵柄のカードを２枚並べて、図柄の中で色使いが全く同じものを見つけるゲーム。カードは１０〜１５枚くらいあったかな。それらの中で同じものは必ず１つしかないということだった。それを作った人もすごいなと、大人的感心。
娘はセットと違い、おとうさんに全く歯が立たない。それも面白いなと思った。おとうさんが一度間違えたときには、お手つきとして、娘だけがじっくり考えられるルールにした。しかし、、、２分ほど経っても、見つけられないのだ。なぜなのかは、これから興味あるところだが、セットのパターン認識とは異なる場所を使っているのだと、感じる。
動物さがし
http://www.rakuten.co.jp/quartett/676271/676281/689680/
こちらは、セットに似ているよ、と皆に紹介されるゲーム。
大勢の子供たちの中で遊んだ。認識が早い子供（小学生）がいる。娘は、これも歯が立たない。慣れもあるのだと思う。セットも、家で遊んで練習をしたからこそ、今はおとうさんに常勝しているのだから。
課題の札には、４種類の動物が描かれていて、青、紫、赤、黄色、緑の５色で塗り分けられている。場には、５種類の動物の札がちりばめられているので、課題の札にない、１種類の動物＆色のカードを人より速く指摘するゲームである。
おとうさんも最初はまったく手が出なかったが、途中で面白いことがわかった。だんだんコツがわかってきて取れるようになってきたのだ。課題のカードをじーっと見て、そこにない色を頭の中で言う。「きいろ」。そして今度は、そこに居ない動物の名前を、頭の中で言う。「うま」。答えは「きいろのうま」だ。
あとは、場から「きいろのうま」を早く探し出す。
しかし、娘を観察していると、いつまでも課題の札を見ていて目を離すことがない。早い子が取ってしまうと、課題の札を見ているだけで早くも勝負が決している。
「きいろのうま」という答えが見つかった後なら、百人一首のように場に広げられた個々の動物のカードの、配置を覚える、という技が有効に使えるだろうし、得意な人なら実際に位置を覚えているかもしれない。それで札を取る速度がかなり速くなるはず。
しかし、娘は「きいろのうま」という答えを、いつまでも頭の中で見つけられていないようだ。私の感想としては、セットよりも「きいろのうま」と言語化するこの動物さがしのほうが、よっぽど頭が疲れなかった。
動物さがしとセットは、似ているように見えるがコツはかなり異質ではないかと、おとうさんは思った。セットで見せる娘の「２枚を見た瞬間に、３枚目がわかる」というとても言語にはできないパターン認識力は、おとうさんもおかあさんもかなわない。それに較べて動物さがしは、おとうさんは言語化により少しコツとすることができた。
動物さがしで一番活躍していた小学生が、どのような認識力で遊んでいたのかも、興味のあるところだ。セットは、言語化できない力を継続して鍛えていける種類のゲームなのかもしれないと思った。
今調べたら、All Aboutというサイトに、この辺のことが記事になっているようだ。よく読んでみよう。
http://allabout.co.jp/game/cardgame/closeup/CU20031115A/index.htm
ちなみにおとうさんの観察では、娘の認識力は「みんな異なるパターン」が一番難しい、ということでもないようです。やはり子供は脳みそが柔軟なんだなぁと思う。
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セットの販売開発元？ セットエンタープライズ社
http://www.setgame.com/
SET - The Family Game of Visual Perception
http://www.setgame.com/set/index.html
SET - What is SET Doing to my Brain?!
http://www.setgame.com/set/index.html
