きちんと配る
ジン・ラミーで遊んでいると、たまに山札が直前のシークエンスのまま続いていたりして、ちょっと興ざめになることがある。直接必要なカードを手の中に取り込めるわけではないが、2人とも山札から拾ったカードが不必要でカードを捨てているときに、それがクラブ10、J、Q、Kだったりするわけである。
そんなわけで、オーバーハンドシャフルの間に、リフルシャフルを必ず2度は行なうようにしている。たいていはそれで問題が起きることはない。ただ、ゲームを急いでリフルシャフルを適当に済ました時などは、きちんとシャフルされてないことがある。
最近、娘にもディールをさせている。というのも、何度か大人と一緒にホイストをしたときに、左手の人にシャフルしてもらったデックを、右手の人にカットしてもらってディール、というのを繰り返す動作があって、ホイストならば人数が4名であることもあり、それほどシャフルの精度にこだわる必要もないので、一連の動作に娘も仲間に入れてもらってこなしていた。
その際、オーバーハンドシャフルも、カットも問題なくできていたが、ディールの際に、2枚を間違えてつかんでしまって、さて、どうするのかな?と思って見ていると、2枚つかんだ下のカードを、そのまま次の人に落とし、残った1枚をその次の人に配る、ということをしていた。
このディール法を、2人の時にもするものだから、これは良くないと注意している。本来、あなたに配られるはずのカードが、私に配られている、ということ。あやが付くということかな。これを直すために2人のジン・ラミーの時にもディールを担当させているというわけだ。
リフルシャフルはさすがにまだできないので、これだけはおとうさんがやってあげているが、他は普通通り。そのようにディーラを交代でやってみると、今まではとても中途半端な方法でゲームを進めていたことに気がついた。シャフルはおとうさんがして、その後ディーラーを常におとうさんが担当し、配り終わったら、前回勝った人が次回のゲームを開始していたのだ。
本来、ジン・ラミーはディーラーを毎回交代して、ゲームを開始する人も、それに連動して交代するはずではなかったか。あとでプレイの流れを確認してみようと思うが、ついでに、(カードを壊さないように)リフルシャフルも教えてみようか。大人と一緒に普通に遊べるならば、今度はおとうさんの意識をもとに戻していく必要があるなと感じた。