I can't play, Your turn

書籍のルール記述だけだと、初心者が抱いた迷いを払拭するのは難しく、どうするといいかなぁと考えてみたところ、コンピュータのソフトがあることを知り、いくつか動かしてみた。Mac OSX上で動くソフト2つ。

http://www.grassgames.com/cribbage/ GrassGame's Cribbage(シェアウェア
画面がとてもきれい。上がコンピュータで、下が私。

上の状況は、上のプレイヤーから出し始めて、2Q4J(26)となったところで、「The Computer can't play, Your turn」となり、私が続けてAを出して27になったところ。この「The Computer can't play, Your turn(コンピュータは31をオーバーしないカードがありません。貴方の番です)」とはすなわちコンピュータが「ゴー」と言ったということだろう。その後、私がAを出し27になり、またコンピュータがまた「The Computer can't play, Your turn」と言ったのだろう。もともと出せないから、2回は言わないかもしれない。でも、「Your turn」とは言われたので、私の番。でも7は31をオーバーするので、私も出せない。

ここで下側の画面に「Nearest 31 for 1」と出たので、おそらく31以内で最後にカードを出した人に1点、ということだろう。

この画面は、その後続けた画面。一度31を超えたのでその分を裏返しにして、また、コンピュータからカードを出し始めている。そして、交互にカードを出した後、カードが無くなったので31以内で最後に出した上のプレイヤーに「Nearest 31 for 1」と表示されている。

シェアウェアだったのでこれ以上ゲームが続かず、他のソフトを探してみた。ちなみに、上のソフトの画面だと、カードを交互に重ねて置いていたり、31を超えたカードを裏返しにしている。しかし、実際にはカードを裏返しにするのは、面倒だよね(w。

次に見つけたのがJavaで作られたフリーソフト

http://quicksketch.org/node/63 Java Cribbage

画面を少し切ったりしているが、この状況は私(下のプレイヤー)がダイヤの2を出して始まった。私がハートAを出して29になったところで、上のプレイヤーに「Player 1 cannot play」と表示された。「ゴー」であろう。私はまだ、2のカードを出すことができる。

私が2を出した後、上のプレイヤーに再度、「Player 1 cannot play」と表示されたということだろう。そして、私の番になるが、私もカードが無くなっているので、「No one can play」という表示になる。現在の持ち札は、私が0枚、コンピュータが2枚である。この状況は、先日娘と遊んでいて、起きた状況と同じだ。持ち札の枚数が違っている。

そして最後は、前の画面で最後のカードを出した私の、次の人から出し始めるのだろうから、コンピュータは、クラブのQを出し、私は手札がもう無いので「summer cannot play」となる。そしてコンピュータは最後のカードを出し、「Player 1 pegs 1 for last」と表示された。最後のカードを出したので1点ということだろう。

最終的には、どうまとめられるか、頭を整理しないと、まだわかってない(w。これは、一角鹿氏の方法と一緒かな?後でよく考えてみよう。

それでもおおよそここから追っかけられるような気がする。おもしろいのは、パソコンソフトでは誰も「ゴー」と言わなかったことだ。ゴーのこころは「can not play, your turn」だろうか。そして、最後のカードを出した人に1点という視点は「Nearest 31 for 1」ということで、31を超えずに一番近づいた人に1点、という「こころ」なのだろう。