本格的に2回負け
昨晩は、地元のブリッジ地域会に娘を連れて顔を出し、家で遊ぶ代わりに、みなさんが練習している傍らで、クリベッジをじっくりと遊んでみた。
おおよそ、進め方がわかったが、プレイ中の得点の方法に私の勘違いがあったようで、気がつくと役ができている気がして得点をどんどん重ねていったところ、あっという間に娘が60点に達してしまった。2回遊んだが、2回とも娘が勝ち。
私はまだ、どういう感じで勝てるのかが良くわかっていなくて、うろうろしている。娘はおとうさんに、手役を教えてくれたりして喜んでいる。セットの時のように「いつも勝つから面白くない」など言われぬよう、おとうさんも精進が必要だ。
娘はまだ、20〜30くらいの計算に戸惑っている。先日、5づつ並んだ計算尺シートを再度見せたところ、昨日は使いたがっていたので、本格的に使おうかとも思う。そうか、クリベッジボードをそのまま、計算尺で使えるデザインにしてしまえばいいのか。それと、駒を置くだけだとやはり位置がずれてこころもとないので、段ボールに穴をあけて駒が容易に動かないボードを作ろうか。
おとうさんが、プレイ中の得点計上で迷ったのは次の件。
ダブル・ラン・オブ・フォー、プレイ中と手役
娘 [H10] D7 H7 私 S9 S8
- 私の2ターン目のS8で、ノッブと合わせて「78910」のラン・オブ・フォー(4点)ができた。
- 娘の2ターン目のH7で、ノッブと合わせて「78910」のダブル・ラン・オブ・フォー(10点)ができた。
- 手役計算のとき、娘は77のペア2点を計上した。
1.と3.で、ペアを重複して計上している気がするのが、どうもしっくりこなかった。そして3.はやはり手役で計算されるべき得点なので、2.でプレイ中にダブル・ラン・オブ・フォーと言ってペアも計上しているのがおかしい。
そこで、松田道弘さんの「面白いトランプ・ゲーム」のpp.92-93、図17の、プレイ中のシークエンスの例を読み返してみたところ、やっと意味がわかった。つまり、娘、私と交互に出している、その順番で必ずシークエンスやペアを考慮する、ということなのだ。ここが良くわかっていなかった。娘のカードと、続けて出した私のカードの組み合わせで、はじめてプレイ中のペアができるわけだから、これは自分の手役計算の時のペアと、重複することは無いわけだ。ふぅ。やっとわかった。
つまり上記の例だと、
- 私の2ターン目のS8で、ノッブと合わせて「78910」のラン・オブ・フォー(4点)ができた。
- 娘の2ターン目のH7で、「78910」が重ねて出来ているように見えるが、連続して出されたカードにおけるシークエンスではないので、ラン・オブ・フォーは計上できない。連続しているのは「787」「9787」「109787」であって、これはシークエンスではないから。
ということらしい。
ここまで来れば、ルール的には、まともなゲームになりそうである。あとはおとうさんが娘に負けない力を付けることだな。