ひさびさにまったりポーフェーで

今日は、WBCの優勝のニュースに一通りよろこんだあとで、レストランごっこのお客さんとシェフの役をし、おなかがいっぱいになった所でトランプをすることにした。こういう、まったりした雰囲気の時には、そうそう、あのゲームがいいなぁ。

ということで随分と久しぶりにポーフェーを遊んだ。去年の11月くらいから遊んでないと思うので、4〜5ヶ月ぶりか。ポーフェーには小道具が必要だ。今までメインの小道具は、プリキュアファイブの、紙のカードだった。勝つごとにカードを1枚もらえる。10枚ゲットした人の勝ち。今日は久しぶりだったので、もう少し楽しげな、木のブロックを1つづつもらうことにした。いろんな色のネックレスになる木のブロック。

5枚づつ配り、最初の1ディール目は、勝った方がポーカーにするか、フェースにするかを決める権利を奪い合う試合。だから必ずフェースで始まることになる。フェースとは、ページワンのこと。2が2枚めくり、8が1枚めくり、Jはいつ出しても良くて、スートを指定できる。めくり指示の時には必ず従わないといけないが、それ以外特に制限は無し。残り1枚になるときはアテンションとして「フェース」と声をかけるのが礼儀。

最初のディールのフェースに勝った人は、次のゲームを決めることができる。これは5枚の手札を見た後で決める。基準は、例えばツーペアや、あと1枚でストレートができるような札の時は、ポーカーにすると良い。そういう札がなくて、2とか8とかJとかの役札があるときは、フェースにすると良い。ちなみにポーカーは5枚のドローポーカーで、3回手札の交換ができる。

2ディール目で勝利した人は、次のゲームをどちらにするかの権利は当然ながら(今後、前回勝った人が手札を見て次のゲームを決めるという進め方になる)、全体で何回勝つと勝利とするかの、回数を決める権利を得ることができる。と大仰なことを言っても、普通は10回勝負。しかし以前は時間が短い時など、おとうさんがこの回を勝って5回勝負、と言ったものだから、「少なすぎる〜うぇ〜ん」と大騒ぎになったこともある、因縁のディールである。

さて、最初の3回は、こうやってなんだかんだ言い訳をしながら、全体の回数を決めるような仕組み。これは、娘が1回でも多く遊びたいがために、おとうさんが1つ1つ言い訳を作りながら少なくとも3回は、勝負に関係のない回数を遊べるというオプションを作り上げた結果である。

今日はどうだったかというと、回数を決めるディールで勝ったのがおとうさんで、8回という中途半端な回に決めてみた。すると最後には7対7の同点になり、最終回は娘がゲームを決める番になり、自信ありげに「ポーカー」とのこと。そして、ドローでカードを交換する時に「いりません!」これは、すでに手役ができていて、交換する必要のないことを示している!こういう時は、ストレートやフラッシュができている時だ。ツーペアならば1枚替えるだろうし、スリーカードでも2枚替える。だから替えないのは5枚でできる手役だ。おとうさんは最終回に、この手役と戦わなくてはならないのだ(泣。

結局、娘はフラッシュができていて、おとうさんもなんとかフラッシュまで持って行った(すごい!、のだが、娘のフラッシュがAK持ちのフラッシュで、おとうさんはAの下が8だったので、娘の勝ち。劇的なゲームも娘の勝ちで幕を閉じた。まるでWBCのように盛り上がった(w。

ポーフェーは、やっぱり気軽で楽しいゲームだと思う。ポーカーとフェースをくっつけたというのが、絶妙な味を出している。特に、最近ジン・ラミーとクリベッジを遊ぶようになって、頭が疲れている時にはもっと、らく〜な遊びがしたいなぁと思うこともあった。そういう時に、このポーフェーは、ちょうどよいゲームだなと再認識した。なんたって、半年くらい家のメインゲームとして君臨してきたゲームだから。

おとうさんとしては、勝とうと思ってやっても絶対勝てない時があったり、フェースは特に、Jを出した後のスートの指定で、まるで引き込まれるように負けるスートを指定してしまったりすることがあって、とっても魅力あるゲームであるし、また、3回交換可のドローポーカーも、やけくそで1枚残したハートからフラッシュができたりして、それはそれで運を感じたり、それぞれが楽しいゲームであり、娘と対等に遊べるゲームとして重宝してきた。

クリベッジにこだわらず、根本的に楽しめる環境を過ごせばいいんだな、とか思ったり。でででも、ブリッジにはこだわってしまうかも。いかんいかん、いかんなぁ(w。