台所からボード出現

年度末から年度始めでドタバタし、トランプできなかった。クリベッジボードも、ダイソーでマグネットボードを購入する予定が、思ったような大きさ、デザインのものが見つからなかった。普通の文具屋さんをうろついても、マグネットボードは大きいか小さいか、どっちかしかなく、せっかくA4で印刷したコースの横幅を縮めないと収まらないとか、なにかと注文の多い商品しか無いため、少し元気を無くしていた数日であった。

しかし、何にもしないと、何にも進まないので、買い物に出たついでに本屋さんで草場さんの「夢中になるトランプの本」を見つけたので購入。

そこからやる気が出てきて、ビビッと感じるものがあり、大きな日用品売り場を時間をかけてうろうろしてみることにした。

ビビッと来たのは台所用品売り場である。台所の洗い物のかごの下に敷くための、ステンレストレー400円。

A4の紙がちょうどよく収まるサイズであった。マグネットはステンレスでもくっついたはずだなと、このトレーを持って文具コーナーに行き、売っているかわいいマグネットを付けてみると、良く付くではないか。しかし売っているマグネットは強力すぎて、駒をはがすのが大変だった。家にあるゲームの駒は、磁力が弱く、くっつき方はちょうど良いのではないかと思った。

そのトレーと、両面テープを購入し、家でコースをくっつけてみたところ、マグネットの駒もちょうど良く、くっついてくれた。

娘とおかあさんに見せると、娘はとても喜んだ。コースができたのとは別に、トレーの裏側が鏡のようにきれいに写るので、そこでおめかしができるとのこと。1枚で2度楽しめる、か。

その後クリベッジを遊んだ。点数の多寡に関係なく、娘はクリベッジを楽しむ。彼女のお気に入りの駒は、チェスの駒だ。今回は、馬の形の駒(ナイト?)が気に入って、王様とナイトが活躍することになった。

クリベッジ自体は、61点があまりに早くやってくるので、もう一回りしてみようと、121点勝負にしてみたが、おとうさんが圧勝だった。やっとボードができあがった。格好が良いかどうかは別にしても、マグネット用のボードが実現したのは、溜飲が下がった思いだ。