2人で新しいゲーム開拓
今日はブリッジ会だったにも関わらず、仕事やら何やらで出席できず、外の雨のように湿った一日を過ごしてしまった。家族はみな、風邪気味で体調が良くないし、外出は避け、夕方過ぎに時間を取って娘とゆっくりじっくりトランプ遊びをすることにした。
セット
最初は毎日やることにした、セット。やっぱり、カードの模様に対する慣れってのはある気がする。全くやってないよりは、毎日やっていると考え方(というかパターンの感じ方?)の練習が積み重ねられるのではないかと思う。そろそろカード自体には慣れてきたと思うが、体調が良いのはおとうさんだけで、今日のセットはおとうさんの一人勝ちだった。
やっぱりセットは、自分のパターン認識力ってのがあるだろうから、人と競争するのもいいけれど、自分だけでゆっくりと解いてみるのも良いのではないかと思う。一人で飽きなければ、だけど。
オーヘル
AKQJ1098の28枚だけを使って、2人オーヘルを、8ラウンドまでやってみた。いくつトリックを取るかのビッドは、ダイヤモンドゲームのマグネットの駒を握ってみんなで見せる形にしてみた。自分が言ったトリック数が目の前に見えるので、とても助かる。
今は、7ラウンド目かな?おとうさんが2トリック、娘が3トリックと、どちらも超消極的なビッドだが、最初に勝った娘が出したカードは、ハートの9。うーむ、10も8も持っている。勝つべきか負けるべきか。確かこのときのトランプはクラブだった。
結局このトリックを負けたおとうさん、7トリック全部を負けてしまったのであった。最も弱い8が3枚のとても弱いハンドであったが、まさか全部負けるとは、、、このゲーム、娘はなかなか勝てない。ビッドが少し的外れなんだなぁ。。。
スコア表を作ってみた。
皆の現時点の点数が見えてないと、緊迫感がないので、できるだけ現得点を大きく書けるようにしてみた。角の黒い塗りつぶしは、ディーラの印。でも、結局、勝って点を獲得できるのは、時の運みたいなところがあるので、やっぱり調子がいいとか悪いとかが関わってくる気がする。読みが良くて調子がいい時は、負ける気がしないというときがあるけど。
家族合わせ
先週は、おとうさんがアシスタントを務める小学生のトランプ教室だったわけだが、その中で、時間が少し余った年長組さんに、家族合わせを紹介して遊んでもらったところ、ゲームが終わるまで少し時間がかかったようだが、皆とても楽しんでいたようだった。
家族合わせは、「夢中になる!トランプの本」だと、オーサーというゲームのようだ。簡単バージョンがゴー・フィッシュか。同じ数のカードを4枚集めたら場に出して(ブック)、いくつ集められるかというゲームで、カードを集める方法は、誰かを指名して「〜〜のカードを下さい」と言うというもの。「スペードの8」とか指定するのがオーサーで、単に「8」と数字だけでスートを指定しないのが簡単バージョンの模様。
家族合わせは、松田道弘さんの「トランプものがたり」の『まるで幸福な一家みたい 西洋版家族合せ』で知っていて、大人の間で遊んでみた所、とても楽しかったので長い間遊んでいたことがあった。
娘は、トランプ教室で年長の小学生達が楽しそうに遊んでいるのを見て、家族合わせを遊びたかったという。娘のテーブルは小学校1年生のテーブルなので複雑なゲームはなかなかできない。が、単純な七並べ、ババ抜きだけよりは、この家族合わせはワイワイがやがやできる割には、集中力と推理が楽しめるゲームなので、簡単バージョンを年少テーブルでも普及させてみようかと思う。
というわけで、年長テーブルのルールは、全カードを配った後、おもむろに始めるだけであった。自分がある数字を持っていても持っていなくても、誰かに請求ができる。手にカードがなくなっても、当たっているうちは自分の番だ。
それを今回は娘と2人であそぶわけなので、オーヘルで使った8以上のカードだけを使って遊んでみた。7ブックになるから必ず勝負がつくわけだ。そして、最初は4枚だけを配る。外れた人は山札を引いてくる。外れて山札を引いてきた時に、そのカードでブックになることがあるが、その場合はブックをさらしても良いが、自分の番はすでに終わっているとする。
このゲームが、なかなか面白かった!娘が勝つから喜んだのだろうが、勝ったり負けたり。自分が持っていない数字を指名してもいいし、または、自分が持っているカードを指名しても良い。なんでもあり!できるだけ外していると、山札から札を引けるので手札が増えて、ブックができやすくなる。しかし、3枚あつまったからそろそろ的中させるか、なんて思っていると、1枚しかないくせに娘がそのカードを集めに来て、なんと3枚そのまま持って行ってしまうこともしばしば。
そして、山札が最後の2枚になってくると、おおよそ何が山札に眠っているかがわかってくる。しかし、一度予想を外すと、残り全部のブックを相手に持って行かれてしまうため、当てずっぽうでも外すわけにはいかず、緊張の終盤となる。娘は常にこの終盤を外さなかった。おとうさんは1度外してしまった。手札が無くても、当たっているうちは自分でカードをもらうことができるルールなので、最後がこのような緊迫した形になるのだ。
とにかく楽しいゲームになった。既知の3枚をお互いに渡し合いながらのジャブ攻勢で、最後にかっぱぐ勝ち方もあったし。これは3人で遊んでも面白いかもしれない。もう少し多い人数で、より簡単にできるなら、今度の年少テーブルでも遊んでみることにしよう。この家族合わせは、娘が喜んでいるので、当分我が家の人気ゲームになりそうな予感。