温泉でトランプしましょ
昨日の雨はすごかった。市内の川の近くに引っ越してきたので、一応、洪水警報には耳をダンボにすべきだと思ったが、以前見たほど川の水が溢れているわけではなかった。今日の朝はすっかり雨も上がり夏到来という感じ。
連休は遠出ができなかったので近場の温泉に昼食がてら、ゆっくりしに行った。当然トランプとセット、得点表を持参した。
旅館では、結局20分くらいしか遊べなかったが、娘が「あの、あれなんだっけ?5枚で遊ぶやつ」と言い出したので、クリベッジではないだろうと思ったので「ポーフェーかい?ポーカーとフェースの好きな方を選ぶゲーム」というと、そうだというので、ずいぶん久しぶりにポーフェーを遊んだ。一時期は我が家のホームゲームと言えるほどの、中心的ゲームだった。最近は他にいろんなゲームを遊んでいるので、あまりポーフェーをすることは無かったが、やはりとてもシンプル且つ、カード運だけでなく、直前に勝った人が、手札を配られた後にポーカーとフェース(ページワンの改良版)のどちらを選ぶかで、流れが変わるというのも、運が偏らずに接戦で楽しめる要因となっていて、バランスの取れたとても良い2人ゲームだ。
その後、家に帰ってきてからは、おとうさんがセットを2回。まったく娘に歯が立たず。5倍くらいの差を付けて負けてしまった。以前も、あまりにおとうさんが負けるので、娘が飽きてしまったことでブランクができたのだった。おかあさんにも「あんまり負け過ぎだよー」と文句を言われる。しかし、私だって、勝とうとがんばっているのだ。もう少し、新しいカードに慣れさえすれば、、、なんて、カードのせいにしてみる(泣。
そして、おかあさんも参加して、オーヘルと家族合わせを遊ぶことにした。オーヘルは8ラウンドまで。一応形にはなっているものの、娘のビッドは少し無謀で、トランプ(クラブ)のJで1トリックと、ダイヤモンドのQ、スペードのQで合わせて3トリック取る、と言っている。6ラウンド目なので、おおよそのカードが配られている状況で、その3トリックは無謀なビッドのような気がするぞ。せめて運が良ければ1トリックというところではないだろうか。プレイ後に、娘の主張をこうやって聞いてあげることにしている。ポストモーテムだ。
オーヘルは結局、おかあさんとおとうさんの熾烈な闘いとなる。自分のビッドを達成するためには、目の前のトリックを勝つべきか負けるべきか、綱渡りのカーディングが要求され、おおよそ、ほんの数点差で、おとうさんが勝つことが多い。まともに大人で遊んだら、けっこう熾烈なゲームになりそうだと感じた。娘にも戦い方をマスターしてもらわないといけないな。
そして、家族合わせ。こちらはおかあさんは全くの苦手である。娘が論理というか、鋭い直感を利かせて、バリバリ、カードを集めブックを構築していく。しかし今日はおとうさんが大切な所でポカをするので、おいしいところをおかあさんが持って行き、珍しくおかあさんの圧勝だった。
点数の付け方は、Aから8までの28枚(7ブック)だけを使い、1位の人は2点、2位の人は1点をもらう。さらに、ブックを4つ以上取るごとに、1ブックに1点を加えて、誰かが10点になったらゲーム終了、ということにしてみた。当分、これで行けるかもしれない。
我が家では、またトランプ熱に火がついてきたかもしれない。しかし、鉛筆の持ち方とひらがなの書き方も、あと1月で完了させないといけないから、遊んでばかりもいられない。