なわとび

先週の運動会のときのなわとびのムービー。おとうさんは一人大感激をしていたのだった(涙。

春には、まったくできなかったなわとび。膝を使ってジャンプする、という感覚が全くなくて、とにかく膝下を後に蹴り上げて、なんとか縄を通すという感じであった。ジャンプしているのではなくて、足を後に蹴り上げているだけだから、3回も飛ぶと息が上がって、かならずひもが引っかかる。

3回から5回跳べるようになって、それでも全体のジャンプ感覚は全く無し。まあ、運動会でぜんぜんできないよりは、とりあえずできていれば良しとしよう、親に似て運動神経とリズム感は全くないからなぁと、ずーっと考えていたのだった。

夏の暑い夕方、外の河原を散歩しようと言うと、かならずなわとびを持って行った。仲間達と一緒に昼間になわとびの練習をしているようで、両手を広げて、左右の手をバラバラに、バタバタと回すしぐさや、膝下を後に蹴り上げる動作は全く変わっていなかったが、その場で跳ぶよりも、走りながら跳ぶのはとてもうまくできていた。何かをつかんだようだ。

そして、秋になって、春からおとうさん「膝を曲げないでできると上手になる」と、できそうもないことを言い続けてきたのを、最近、ふと思い出してやってみたのだろう。「みてみて、膝を曲げないでもできるようになったよ」と、喜んでみせてくれたのが運動会の4日くらい前だったろうか。自分で楽しくなって、自分で工夫して、毎日毎日、自分で練習をしてきたのだろう。

なるほどねぇ。何がきっかけかわからないが、できる時が来ることって、あるんだなぁ。おとうさんも、そういう風に、「今できないことができるように」なりたいんだ!娘のなわとびは、おとうさんの励みになるぞ。これからも、なわとびは飽きずに続けるといいよ。運動会だけが目標じゃないからね。