うらやむ

最近、おとうさんは自分のうらやむ気持ちについて考えることがある。ささいなことがうらやましく感じ、その後自分の気持ちが落ち込んで行くことがあり、どうしていつもこうなっちゃうのかなぁ、と考えたからだ。うらやむ対象は、さまざまで、それを「うらんで」いるわけではなく、どっちかというとあこがれの気持ちに近いと思う。暗い雰囲気はぜんぜんないのに、その後自分で、少し暗く落ち込んでしまうのは、どうも理にかなってないなと、感じている。

そこで最近考えたことは、「うらやむ」ことが、自分が前に進む力になっていると、明るく考えればいいんだということ。自分のパワーの源は、うらやむことなんだと。

あこがれたり、うらやんだり。うらやむっていうのは、「こころが病む」こと、が語源のようだ。確かにこころが病んでいるかもしれない。でも、そのうらやむ気持ちを、自分で否定しないで、自分でそれを認めて、その場に何もせずにいるとかえってうらやむ状態から悪い状態に落ちて行くことが多いから、気分転換して、前向きになる力を発揮できることをするようにすること。

なんか訳の分からないことになってきたが、要するに、「うらやむ」気持ちは、もともと健康的であり、そこから、健康的に体や心を前に向かせるか、ということが大切なんだと、思う。なかなかすぐにはできないけれど、一度自分でそれがわかったから、今までのように暗くなることもないし、後ろ向きになることもない。うらやむことを、とても肯定的に見られるようになった。

今日は、それだけ。