Tiny Bridgeはいいかも

いきゅうさん、ごくろうさん、そして戦争やスピード。トランプ教室で遊んでいる競技をおかあさんは遊びたがらないので、おとうさんがいつも遊んでいるわけだが、ちゅっちゅ(ミッチの別名でルールをちょっと変えている)や、ジン・ラミー、ホイストなどだと、考えながらじっくり遊ぶゲームなので、おかあさんも付き合ってくれる。おかあさんが一緒だと3人で遊べるので、娘は喜ぶ。

おかあさんが、つい最近の言い出した、ブリッジ(現在は、Tiny Bridgeと命名中)は、おかあさんが一緒に喜んで遊んでくれるから、ということもあるだろうが、娘が大喜びで遊んでいる。おかあさんの時間さえあれば、「ブリッジしよ」と言ってくる。さすがに2人だとできないから、3人のゲームの定番となりそうだ。

ディーラーが、そのままディクレアラになる。ダミーを開いて、コントラクトを決める。トランプと、取るトリックの宣言。だから手が悪いときは2トリックね、とか言うこともありだ。いちおう娘にはトリック宣言の基準を示していて、ダミーと合わせて17〜19点(Aが4点〜Jが1点まで)なら7トリックで、3点刻みで上下する。しかし、大人は、ダミーを見て宣言をするので、取れるトリック数がおおよそわかるから、1〜2トリックさばを読んで宣言する。点数には縛られない。

そうすると、だいたいみんな宣言通りか、1〜2ダウンくらいのいい勝負になるのが不思議だ。

そして、Tiny Bridgeのいいところは、みな1回づつディクレアラになれるので、3回だと15分くらい。さくっと遊んで終われるのがとっても良い。

プレイやディフェンスも、なかなか本格的だ。おかあさんがディクレアラの時は、普通にブリッジのプレイの練習になる。いちいち教えてはいられないので、勝手なプレイの練習だけれど、それでもやらないよりは練習になる。ディフェンスも同じ。娘は、ディクレアラはとても楽しんでプレイをしている。トランプが8枚ない時には、ノートランプを宣言すると娘に怒られる。ラフできないゲームは楽しくないとのこと。それも良し。

娘は、オープニング・リードの順番が一番嫌いらしい。確かにそうだよね。誰だって嫌だ。みんなの状況がわからない時に、自分からリードするなんてね。だからリードする順番は娘が一番最後だそうだ。

最初は負けていい、と自分で言っている。また、Aを出すのはもったいないから負けようか、とかも言っている。自分で楽しんでいる。さらに、残り2トリックになって、「はい、みんな出して!もうトランプは誰も持っていないから(娘の2枚はどちらもトランプ)、あとはみんな私が取ります」だそうだ。確かにそうだ(笑。出たトランプを数えることを教えたら、あっというまに数えられるようになった。

プレイ力は、若いうちが覚えやすいらしい。娘も、ダラダラと遊んでいれば、ずいぶん上手になるのだろうか。

そんな感じで、Tiny Bridgeはとても楽しいゲームだ。