地球儀

小学校の入学祝いというほどでもなかったが、先日、おばあちゃんも含めてみんなでだらだらと街を歩いていたときに地球儀があったので、おばあちゃんに買ってもらうことにした。「普段から家にあると、気づいたときに地球儀を見ることができてとても便利だよ」

その地球儀は、天地が逆にできるもので、普段見慣れた北が上の地球とは、様相の異なる地球の姿を目にすることができる。北が上である必然性もないような気がする。しかし地球儀が北が固定だと、なかなかひっくり返してみることもないので、これはとても便利。

今、この地球儀は、おとうさんの仕事テーブルの上に収まっている。実は、娘にかこつけて、天地がひっくりかえる地球儀が欲しかったのはおとうさんであった。自分で買うとそれはそれでおとうさんのものになってしまって都合が悪い。おばあちゃんが娘に買ってあげたものであれば、関係者、誰も忘れることはない。たとえそれが長い間おとうさんの仕事テーブルの上に置いてあったとしても、である。

国がどこにあるか、すっと見るには悪くないが、ほんとうはここからもっと詳しく大きな地図で見たいのだが、なかなかそこまではいかないね。形は丸い地球儀でも、実はタッチスクリーンになっていて、googleMapのようにどんどん拡大して見られるような地球儀なんか、最高だね。

中古屋さんで買ってきたイチロー。500円もするディズニーランドのビーズのシールのおみやげの上に立っている。いつも励まされている気持になる。