5トリック取ります

夕方食事を終えてから、おかあさんも交えてTiny Bridgeを3人で遊んだ。「さて、ブリッジの練習しよう」「えー、またー?」「今日はおかあさんと3人でだよ」「えーやったー!!」3人で遊ぶのはやっぱり楽しいらしい。

人数は3人。当然4名でも遊べる。最初にディクレアラをする人をジャンケンで決める。そして4名分のカードを配る。ディクレアラの左となりがオープニングリーダーだが、その逆側の人が、ダミーの札を揃えて上げることにした。そして、ディクレアラがカードを揃え終わったら、オープニングリーダーに見えないように、ダミーの札を開いてディクレアラに見せる。ここでディクレアラは自分とダミーのハイカードポイントを足して、コントラクトのレベルを決める(ハイカードポイントは、A=4,K=3,Q=2,J=1、1デックに合計40点ある)。

17,18,19は、1の代。そこから3点刻みで上は2の代、3の代と上がって行き、ハイカードポイントが少ない場合は、零、マイナス1と下がっていく。零というのはブックだ。つまり6トリック取るということ。マイナス1はブックから1つ足りないトリック。つまり5トリック。

3ゲーム遊んで、娘がもう一回ディクレアラをしたいというので、もう1回遊んだ。娘の側の点数は13点。えーと、17までが1の代だから、16,15,14が零、てことは、13点だとマイナス1だな。つまり5トリック取りますというコントラクトだ。

そしてトランプはというと、8枚あるスートがなかったらしく、ノートランプにするという。オープニングリーダのおとうさんのハンドが、ハートAKQJ1053、スペードAというスーパーストロングハンドだったので、ディフェンダ側があっという間に頭から7トリック取れる。だからここは「ノートランプじゃなくて、7枚でもいいからトランプを決めなさい」ということで、−1クラブ、がコントラクトになった。

オープニングリーダーがリードを出した後、ダミーが開かれるわけだが、ここでどういうふうに5トリックを取るつもりかを、少し考えなさい、と言っている。娘は、何をどう考えているかわからないが、30秒ほど考えて「はい。ではハートの2をお願いします」とプレイが始まる。さながらブリッジだ。

その後、順調に6トリックを取り、コントラクトは成立した。2人で教習形式で行うブリッジの練習も、功を奏しているようで、日増しに形になってきているのが見ていても楽しい。もう少し、プレイの数を重ねて、考え方を教えていこうと思う。