初練習

先日、ブリッジの競技会で使う、デックをすでに4名に配った形を保持したまま移動することができるボードという道具と、ビッドを行うためのビディングボックスを購入した。

家でトーナメントをするわけではないが、なんとなくあったほうが気持ちがいいというだけかもしれない。そこで、事前に練習のハンドをボードに組み込んで、おかあさんと娘とで練習ハンドをプレイしてみた。

娘に出した問題がこれ。初心者用のテキストに載っていた問題だ。

コントラクトは6Hで、オープニング・リードがSQ、それが勝って、SJと続く。さてどうやってメークさせる?という問題。

答えとか、ヒントとかを言わずに、最初に考えさせてみることにする。ディフェンダはおとうさんとおかあさん。そこで、娘が考えて考えて考えて、やっとプレイを始めた。そして、最終的に1ダウンになった。1トリック目のスペードを取られ、最後にダイヤモンドでも1トリック取られたのだ。

では、少し解説してあげようか、とハンドを広げて見てみると?あれ?これ、本当にメークするの?という感じでうーむ、問題間違えたかな?

娘が言う「さいしょに、11トリック取れることがわかった」とのこと。たしかにトランプ(ハート)で5トリック、ダイヤモンドで2、クラブで4=11トリックは取れそうだ。でも必要なのは12トリック、、、、

結局答えは、サウスの長いトランプで3回、スペードをラフするという、ダミーリバーサルという方法でしかメークできない簡単ではない問題だった。あれ?初心者用なのに。

それにしても11トリック取れることがわかった、と言ってトランプを刈り始めたのには感心した。これからも定期的に問題を作って、娘だけではなくおかあさんにも上手になってもらいたいと思う。