自分の足で立つ

土曜日のスケート場は、中学生以下が貸靴も無料ということで、たかだか2〜3百円ではあるが無料がうれしく、少し滑ってくることにした。日曜日はスケート教室もあり楽しいのだが、今週はブリッジに行かなくてはならず、また、スケートも続けたいということから、土曜日に強行したというわけ。

娘も私もちょっと風邪気味か、疲れるのが早かった。それでも、マイペースで続けていたらおとうさん、あることに気がついた。

今シーズンに久々に始めたスケート(何十年ぶりってかんじ)は、最初右足のバランスが悪くて、右の足片足で立つことが困難だった。生活様式が悪く、完全にバランスが崩れてしまったかとあきらめかけていたが、3週続けて片足の練習をしたところ、すっ、と右足で立てるようになった。ああ、そういうことか。

右足ができると、左足も問題なく片足で滑れる。ただし、今度は左足で立ったときに、バランスを崩してかなりひどい転び方をするようになった。後頭部をかなりの勢いで氷に打ち付ける。これは痛い。そこで、今回は安全策としてヘルメットを借りてかぶることにする。

さらに、腰に両手を当てて、優雅に滑る方法、これが超難しいことが発覚。なるほど、手をブラブラとバランスを取るのは結構楽な滑り方なんだなと思って、後ろ手に滑る練習をしたが、まったくできず。これはどういうことなんだろう?

さ、この状態が昨日滑ったときのちょうど真ん中あたり。ここから腰に手を当てるのではなく、単に手を真下にぶら下げるだけで滑ってみる。そうすると、やっと感じがわかった。

手をぶらつかせると、手でスケートを滑っている感じ。前に進むにも、手を使ってバランスをとっている。しかし、手をぶら下げると、両足と体重移動だけで、前に進まなければならないことに気がつく!あ、そうか!

ということで来週からは体重移動のみで手を使わずに前に進む練習を始めることにする。そして、右足と左足の件だが、なぜ左足で滑ると転ぶのかがわかった。左足の足首は、弱くてグラグラしていて、自分で微調整ができないでいる。

だから、左で滑るときは、単に左足に体を乗せているだけという感じ。そこで左足は自分でバランスを取ること無く、おっかなびっくり固まって仕事が終わるのをまっているだけ。かたや右足は、一度体重が乗っかれば、あとは自分のバランス感覚で足首を微妙に調整しながら、右足はスケートを滑っている。どんなに体重が乗っても、足首の力が強いので、自分で微妙な調整ができている。

右足はスケートしていて、左足はスケートをしていない。

また、スケートでの楽しみが増えてしまった。当分続けたい、ホッケーのスケート。娘は腰が高く、安定していないが、それでも飽きずについてきてくれるので助かる。来週の日曜は、可能ならスケート教室に参加し、娘ともども教えてもらおう。