3位と優勝で楽しい1日

先日の豆まきで、学校で作ってきたという鬼の面。かわいい顔で、おとうさんもうメロメロ。

今日は、娘とブリッジのトーナメントに出場し、8ペア中3位に入り入賞できた!今日は朝から娘がやる気まんまんで、「1位を狙う!」なぞと言っていたが、やることなすことうまく行き、相手もうまくダウンしてくれたりして、最後までマイペースを貫くことができ、とても楽しいブリッジだった。

地味なハンドもじっくりプレイして着実に点数を稼ぐことができていたが、ここでは派手なハンド3つを紹介する。

どれもクラブがトランプだった。

3番ボード、サウスがパスをして、ウェストの娘が1クラブとビッドをオープンする。ビッドの約束は、4枚のスートを下からビッドしていくこと。ハイカードポイント(HCP)は14点あり、文句なしのハンド。これにノースが1スペードと介入してきた。イーストのおとうさんは10点あるので2ダイヤモンズと繋げる。サウスは始終パス。ウェストの娘は2クラブズと競り合う。ノースは2スペーズ。おとうさんはクラブも2枚しかないので、これ以上は何も言わずパス。

この後ウェストとノースが競り合いを始め、3クラブズ、3スペーズ、4クラブズ、4スペーズと、まるでポーカーのチップのように、お互い譲らない。さすがにノースが4スペーズまで行ったので娘はパスするかと思いきや、なんと5クラブズ!ノースはこれをパスし、娘の5クラブズが最終コントラクトになった。よくまあ、そこまで競り合うなぁ。

オープニング・リードはノースからスペードのK。おとうさんのハンドがダミーとして開く。すると一気に娘の顔が朗らかになった。ダイヤモンドもクラブも、Aがあるからだと思う!そこからおおよそ30秒、取れるトリックを数えていた。そして数え終わって11トリック取るめどが付いたのか。「わかったぞ!」と言ってダミーのスペードをプレイした。その後は順調にトランプを召し上げて、11トリック完了!お見事!

次の13番ボード。今度はノースのおとうさんがオープニング・ビッドで、1ハートから始まった。娘は2クラブ。おとうさんは2ハート。しかし娘は3クラブとあくまでもクラブを主張する。本当ならここで、娘は3ハートと3枚のハートをおとうさんに付けてもいいところだ。なぜなら、おとうさんはハートを2回言っているので、4枚ではなく5枚以上あると考えられるからだ。

それでも娘はクラブが魅力的に見えたのだろう。おとうさんが3NTとケリをつけようとすると、それに対しても4クラブと伸びる^^)。ならばということでおとうさんが5クラブとゲームビッドをすると、満足気にパスした。

オープニング・リードは、ウェストからスペードのK。これをAで取って、ダミーのクラブJを出して、Eがショウアウト(クラブがないので他のスートをディスカードすること)して、ウェストが何のクラブを持っているかが明らかになった。クラブJはKに取られて、ここでダイヤモンドがリードされると、D1、S1、C1取られて5クラブは1ダウンする。しかしウェストからはダイヤモンドがリードされることはなく、最終的にダミーのスペードの10でサウスのダイヤモンドを1枚ディスカードして、5クラブはメークした!

相手側のディフェンスミスではあったが、クラブの枚数を数えながらのディクレアラのプレイは堂々たるものであった。このあたりから、やること全て、調子にのってきた。

最後のおとうさんのハメを外したボードは、19番ボード。

ウェストの娘が1クラブでオープン、Aがたくさんあるイーストのおとうさん、これはクラブでスラム(12トリック取る宣言)がある、と直感。しかしそんな大それたプレイを娘ができるだろうか?と考える間に、おとうさんが1ハートとビッドすると、娘は2ダイヤモンドと言う。ははぁ、クラブとダイヤモンドがあるわけね。そしてクラブは最低限4枚あるし、もしかすると5枚かもしれない。

おとうさんはここで、6クラブをビッドした。娘があっけに取られていたが、やるしかない。しかし、この6クラブはプレイが難しそうで、結局1ダウンしてしまった。ああ、おとうさんはなぜ5クラブのゲームボーナスだけで満足できないのだろう、、、娘に悪いことをしてしまった。

それでも開けてみれば、8ペア中3位で、初めての入賞!やったー。

ちなみに、おかあさんも急遽参加することになり、友人の一角鹿さんとパートナーになって、圧巻の7NTを一角鹿さんがメーク、さらには誰もビッドしていない6スペードをビッドアンドメーク、圧倒的な点差で優勝をさらっていった!おかあさん1位、娘&おとうさん3位と、一家で好成績に酔った1日であった。先月のブリッジ例会で、娘とおかあさんがブービー賞だったことはどこかに置き忘れてしまったかのように。

また、みんなでブリッジの会に出よう!練習しよう!