ディフェンスいいかんじ

やっと連休にたどりついた感じだ。週に1回のブリッジ教室は毎回6〜8ボードくらいペア戦かチーム戦で遊んでもらっている。それ以外に家でTiny Bridgeで遊べる時はほとんどなく、家で遊ぶのはもっぱら五目並べかオセロゲームになっている。

五目並べは、最近おとうさんより早く上がりを見つけて勝つようになってきた。そもそもおとうさんは何か作戦を持っているわけではないので、とても強いわけではないが、それでも娘は自分なりに勝ち方を研究しているようで、あっという間に勝たれてしまうこともある。もう一度おとうさん、練習してみるか。

ブリッジ教室

今日もブリッジ教室があったので、娘と2人で行ってきた。最近はブリッジの定例会にも定期的に出ており、週に1回は必ずブリッジすることができている。そのためビッドもなかなか形になってきている感じだ。ディフェンスはもとから楽しくやっており、最近はディクレアラプレイも、楽しげにやっている。

「短い方の絵札から取る(アンブロック)」「取りたい絵札に向かってリードする(フィネス)」というのが最近の流行。

今日の教室は5ボードのチーム戦だった。ビッドは、ノースから1クラブ、サウスが1NTと言ってそれで決まり。妥当なコントラクトに見える。娘はWでオープニング・リードである。

絵札のあるスートの上から4番目、というのが「フォースベスト」というリードの取り決めだが、娘の選んだオープニング・リードはハート。ハートの2がオープニング・リードであった。オープニング・リードも普通にできるようになってきている。

ディクレアラはちょっと考えて、ダミーからハートの4を出した。

さてEのおとうさんが考える番だ。娘はハートのQかハートの10もしくは両方を持っていて、ハートはきっちり4枚だろう。娘が持っているのはQなのか10なのか。いずれにしても、私のハートAはダミーのKにカバーするまで出さないことに決める。だから、私はJを出した。もしディクレアラがQを持っているなら、このトリックを取られても仕方ない。

すると、ディクレアラが出したのはハートの6だったので私のJが勝った。ディクレアラはQを持っていないということか?いずれにしても、もう一度、娘からハートをリードしてもらいたいので、おとうさんはダイヤモンドをリードすると、ダイヤモンドのJで娘が勝った。

さて、娘はハートをリードしてくれるだろうか?そしてもしリードするにしても、ハートの小さいカードを出されると、ダミーの9であっても私のAが追い出されてしまう。小さいカードじゃなくて、もしQ持っているならQ出してほしいなーと思っていた。すると、娘はハートの10を出した、すばらしいカード!

これでQを娘が持っていることがおとうさんに伝わった(なぜなら最初のJにQで取らなかったから、ディクレアラが持っているとすればQではなく10だから)。そして、ダミーのKは、娘のハート10とおとうさんのハートAに挟まれて生きられなくなった。そしてうまく娘に渡ることができれば、最後の4枚目のハートも、娘が取れることになる。

10のリードに、ディクレアラはKを出さなかったので、私もAを出さずに3を出し、娘の10が勝った。娘はハートの5を続け、ダミーのKはおとうさんのAに捕まった。

その後おとうさんはダイヤモンドをリードして娘が勝ち、最後のハートQを取った。その後順調におとうさんと娘とで9トリック取り、ディクレアラ側が取れたのが4トリックのみ。サウスの1NTは、3ダウン150点の大収穫!

対抗テーブルはノースの2クラブが1ダウンの50点だった。IMPは3点ゲット!

娘の主張

娘はなぜハートの10をリードしたかを自分で説明した。ダミーにK9と見えていて、既にJが出ているので、10という真ん中のカードを出すと、ディクレアラがどうしたらいいか、迷うのではないかと思ったとのこと。

それと、スペードはたくさんあったけど、スペードが来なければいいなぁ、と思っていたとのこと。おとうさんも、スペードはディクレアラが絵札を持っていそうで、すると、マイパートナーのスペードはくずの5枚か、と感じていたのだった。

とっても良い読みでした。そして今日のチーム戦は、娘のディクレアラ2つがメークして、6対5で勝ったのでした。パチパチ。