絵と自転車と

家の近くの国道の地下道に、いつも小学校の新聞や絵を飾っていたのだが、今回、娘の絵が貼り出されていると、お友達に教えてもらったので、みんなで観に行った。

2年生の各クラスで1人づつ飾られていたようだ。誰が選んでくれるかわからないが、絵が好きで描いているので、露出が多いと娘も励みになって楽しいだろう。

ちなみに、この絵にはストーリーがあるらしい。左の木は桜の木。ここに向かっていろんな色の小鳥たちが花を持って飛んできている。各色の鳥たちは、同じ色の小さな鳥と大きな鳥でペアになっている。大きなほうはおかあさん、小さな方は子どもである。木にとまっている黄緑の小鳥がいるが、これに対して緑のおかあさんが自分の子と間違って飛んできているらしい。緑の小鳥は、ずーっと左に居る。

また、一番下の地面を歩いている青い大きな鳥のペアはいない。今お腹に卵をかかえているとのことだ。へぇ〜。楽しい絵だな。

土曜日に用事があって娘と車で出かけたときに、ちょうどお昼の時間に自転車公園の近くを通ったのでここで遊んでいくことにした。補助輪付きや補助輪なしの自転車を無料で貸してくれて、コースも信号や坂道などがある自転車のための本格的な
公園だ。

補助輪なしの自転車は、なかなか練習もしなかったため今は全く乗れないでいる。保育園の年長組くらいで乗れる子どももいるわけだが、うちはかなり遅いのではないかと思う。

「今日は補助輪なしに乗ってみる」とのことで、体格に合う自転車を見つけて練習してみたが、一向に進む気配なし。早々にあきらめてゴーカートや遊具で遊んで、帰り際に「小さい自転車でもう一度乗ってみるか?」と言うと嫌そうな顔をしながらしぶしぶ自転車に乗る。

すると、先程の自転車より小さいせいか、自分の思い通りになるので楽しいらしい。そのうち数メートル、バランスよく走れるようになった。ならばと、最初の踏み出しを力を入れてスピードを出す練習をしたところ、なんとまあ、乗れるようになった。

ほんの30分くらいで、あっという間に乗れるようになって、おとうさんもびっくり。その翌日も自転車公園に行くというので、おとうさん2日連続で付き合う。すっかり補助輪なし自転車に乗れるようになった。

時期が来ると、あっという間にできるようになるんだなと感心しきり。