さりげない進化、、、

久しぶりにブリッジの練習もしたいと思い、先ほど3ディールだけTiny Bridgeで遊んだ。そのなかで娘のディクレアラ。Eが娘である。ダミーの手を見せてもらって、合わせて26点あるというので4の代が責任コントラクト。トランプはスペードとのこと。フォー・スペーズだ。

サウスのおとうさんはクラブKをリードした。ダミーにはクラブがない!いきなりラフかと思いきや、ダミーからはダイヤモンドをディスカードし、手のクラブAで取る。続いて手からクラブを出して、ダミーでラフをした。ふむふむ。

そして、スペードのA、Qと取り、ここでトランプ刈りはストップして、ダミーからダイヤモンドのスモールをリードする。ハンドからダイヤモンドKを出すが、残念ながらおとうさんのAで取られ、おとうさんはダミーに残ったトランプ1枚を有効利用させないように、トランプをリードした。

ハンドで勝った娘はハートをリードして、ダミーからJを出す「取りたい絵札に向かってリードする、だからね」と言うが、残念ながらおかあさんのハートKが勝って、結局2ダウンくらいしたかな。

この中の手順で面白かったのが、トランプ刈りを2度でやめて、ダミーに1枚残した上で、ハンドのクラブをラフしようとしたことだ。今までにない展開。残念ながらハンドに入らないとクラブをラフできないので、本当ならスペードで勝っているときに、Eのハンドに入ればすんなりクラブをラフできたのだが、間違えてダミーで勝ってしまった。

そこで、ダイヤモンドのKでハンドに入ろうとする。Aがおかあさんにあれば、このKでハンドに入ることができる。しかし哀しいかなAはサウスのおとうさんが持っていたのでKは負けた。おとうさんは最後のスペードをラフで使われないように、スペードリードすることで逆刈り決行。

ダミーのトランプをラフで使うプレイは、いままでやったことがないはず。はじめてのアイディアの実践と思う。もう少し効率的に、勝つ側を計算しながらプレイできればいうことないが、今は、自分で考えて自分でチャレンジしていることを、よしとしよう。というか、自分でいろいろと工夫して、アイディア出して、実験しているのは、とても素晴らしいことだな。

そういうところの組み合わせや手順は、後からでも習得可能と思うし。余計に枠を狭くするような教え方は極力排除すべきだな。おとうさんの教え方がもっとも心配ではあるのだが。。。