温泉にて

昨日は、疲労が極限に達したと感じたため、かけ流しのあつーい温泉に小一時間入ってきて、娘にどうやってブリッジを教えていくかの方針について、つらつらと考えた。硫黄の香りがさらっと匂う温泉で、ブリッジのことを考えていられるなんて、本当に幸せな時間だ。しかし方針については結論が出ていないので、苦しみはまだ続く。

昨日考えたことをいくつか順不同で。今は下手すると1ヶ月もブリッジに触れないことも多々あるわけで、それでも地元の定例会に出てなんとなくゲームが進められているわけであるが、そういう「実際に練習していないブリッジプレイヤー」の時期を多くして、そのままにしておくことは本当に良くないことだと思っている。だから少しでも時間を見つけたらブリッジに関連することを話したりする訳だが、頭を切り替えて、もし、毎日教える/教えられる時間があるとしたら、どうだろう?

おそらく、おとうさんが爆発してしまう。教えたいことはたくさんあるし、身につけてほしいこともいっぱい。しかし、ハンドを作ったり、教えるテキストを選んだり、そういうことを毎日毎日繰り返していく時間が、おとうさんにはない。ふーむ、それってどういうことかな?要するに毎日ブリッジができないってことか?

たぶん、簡単なところを教えたら、あとは自分で考えてもらうのがいいんだろうな。練習も、パソコンを使ってできるようにして、おとうさんの準備がなくともある程度教習が進む、みたいにして、とにかく自分で考えて進むっていう方法になるんだろう。もしくは、外部のブリッジ教室に通うとかね。田舎に住んでるとそれも非現実的だな。

あとは、一番教えたいことはなんだろう?と考えたとき、おとうさんがブリッジのことで叱って教えるのは絶対にやめよう、ということだった。たかがブリッジ。おとうさんが熱くなって声を大きく非難するような、必然性がどこにあるのだろう?と常に冷静に考えるようにしよう、ということ。やはり、long and winding roadだからね。最初の取り組む姿勢を醸し出してあげるのが親の役目かなと。それを逸脱して、親のストーリーを作ってしまってはいけない。と自戒。

リスペクト。なでしこサッカーの監督が言っていたけど、皆にリスペクトを持ってもらいたいと。私もそう思っている。尊敬の念をいつも忘れない。

あとはなんだっけ?そうそう、ビッドの基本は、マックスハーディーの緑本の目次にしたがって進めればいいかなって。最初はハンドの評価、次にノートランプのオープン、そして、なんだっけ?プレイは、基本を覚えてほしいし、おとうさんも自分でそういう基本を身につけたい。出たカードの枚数を覚えているとか、HCPを数えているとか。当面は、ノートランプの時のディクレアラのプレイ方針の建て方を、教えた方がいいなと思っている。

さっぱり何も進まないわけだが、ゴールデンウィークタイガーマスクの虎の穴みたいな合宿で、いろいろとめどをつけたいなと思う。5月の中旬には地元のクラブでトーナメントがある。男女それぞれでペアを組まないといけないので、今回、おとうさんは女装するので、ぜひ娘と組ませて欲しい、とマネージャーに頼んでみよう。