みちのく地域対抗競技会、その1

週末に開催されたみちのく地域対抗競技会、9チーム総当りのショート・ラウンド・ロビンの形式で、娘と一緒にペアを組み、チームに入れてもらってブリッジ三昧の週末を楽しんだ。隣県の仙台からわざわざ4チームが参加して、和気あいあいの中でも緊張感のある勝負が繰り広げられた。

私と娘のチームは、結局ブービー賞で順位は振るわなかったが、久しぶりにおとうさんが大きく「キレ」てしまってw(刃物のようなするどいプレイを見せたのではなく、集中が切れて、感情コントロールが切れて、勝負を台無しにしてしまった、という意味の「キレ」だ)、反省と同時に、次につなげていくヒントが得られた気のする大会であった。

x=

いろいろと書きたいことがあるが、今日はまず1ボードだけ紹介する。2セッションの最終ラウンドのボード。もうすぐ終わりなので、皆頭がぼーっとして集中が切れている時かもしれない。Eにおとうさん、Wに娘が座っており、相手は今回優勝を飾ったチームだ。


W  N  E  S
   1 p  1N
 3 3 4
 X  A.P.

Nからビッドが始まり、Wの娘は途中で2と介入する。が短い私はサポートがあるので3とレイズすると、相手もで競ってくる。しかし娘は譲らずに4、これにNがダブルをかけて最終コントラクトになった。

最後の最後によく4まで競り合ったものだと関心していたら、オポーネントがペナルティダブルをかけてきた。ダウンすると失点が大きくなる。緊張する場面だ。オープニング・リードはK。

おとうさんが疲れていたため、プレイをよく覚えていない。しかし娘はこの4xをジャストメークした。8つのテーブルで4までビッドしているのは6テーブルだから、ビッドするのが当たり前なのだと思う。でも、娘が競り合いの中でゲームビッドをできることに少し驚き、プレッシャーの中で落ち着いてプレイをしメークさせる度胸に感心した。

これから、面白かったボードをいくつか、そしておとうさんの失敗ボードもぼちぼち紹介したいと思う。