膏肓にはいっちゃったか

昨日は、結局何かと忙しく、インターネットどころではなかった。夜に少し、娘とトランプで遊ぶ。

2人ホイストと呼んでいるゲームがあって、単純に13まいづつ配って、山札のトップカードを開きそれがトランプ。あとはディーラーの向いの人からリードしてトリックを取る、というだけである。

2人で楽しく遊ぶトリックテーキング系のゲームは、たくさんありそうだ。以前(これもいつのことやら良く覚えていないが)やったことがあるのは、4枚だけ配って残りは山札、山札は全部表を向けて置き一番上だけは伏せているというもの。トリックを勝った人が山札を取って行き常に4枚にしておく。ハートが切り札で、ハートをたくさん取った人が勝つんだったかな?そんなゲームだった。どこで仕入れたか、なんと言うゲームだったか、良く覚えていない。

と、調べてみると、以前紹介した、

沢木敬郎著『トランプ百科 遊び方から必勝法まで』光文社、カッパ・ホームス・シリーズ。昭和52年初版、昭和55年第7刷。http://d.hatena.ne.jp/summer-3/20090117/1233011540

に、「ハート集め」として載っていた。ジョーカーを使わず、3人からというゲームを工夫して2人で遊んでいたのだった。2と10とJの点数が高いので、ツーテンジャック、絵札取り、とかの流れのゲームなのだろう。

どうしても、おとうさんは、ホイストとかブリッジとかを娘と遊びたいようだ。役札があったり、単純なマストフォローだけのトリックテーキング以外のトランプゲームを覚えるのが、おっくうなのか、なかなか他のゲームに手がでない。

昨日2人でやったのは、まず、エスタブリッシュの説明。言葉を覚えたようなのでどういうことかを教えてあげた。ハートだけ13枚取り出して、4人に配ると3枚づつになるが1枚余る。娘を4枚にしてあげる。ブレークという言葉を教える。いつもお風呂で暗唱している数字の並びを、ここでトランプと結びつけてあげる。「今の4人のハートのブレークは?」「えーと、4、、3、、、3、3」「続けて言ってみると?」「4333、あ!」と、いつもの暗唱しているものだ、ということに気がついた。「じゃ、3枚のうち1枚を4枚の人にあげるとどうなる?」「えーと、5、3、3、2」「はいその通り」

4333の状態で、「最初は負ける」の精神で3回負けると、4枚目を持っているのが1人になる。もし、だれもトランプを持っていない場合は、その4枚目がリードされた場合、他の人はたとえAを持っていたとしてもディスカードになってしまうので、この4枚目のカードはトリックを取る事ができる。

という話を娘にした。あはは、どうなることやら。

そしてその後は2人ホイスト。おとうさんのカードを全部広げて見えるようにして遊ぶ事にした。娘が闇雲にカードを出すのではなく、どのカードをどのように出すと勝てるかを覚えてもらうためだ。そしておもしろい状況が最初に出てきた。トランプはダイヤで、私は3枚、娘も3枚だった。私のクラブが1枚で、娘のリードはクラブだった。つまり私にクラブが無い状態である。

ここでおとうさんはエスタブリッシュに関連した説明をする。今、娘がクラブを出すと、おとうさんは持っているダイヤでラフをするので、トリックを取れる。でも、もし娘がダイヤを出しつづけて、おとうさんの3枚のダイヤが全部なくなったとしたら、娘の持っている3枚のクラブは強くなるよね?もしそこでリードを取れた時は、持っているクラブをリードすれば、おとうさんはもうトランプが無いので、ディスカードするしか無くなる。そのクラブ3枚は、とっても強いカードになるかもしれない。

そういうことを、遊びながら説明して、娘が何をわかっているのか。私もよく分からない(w。ただ、興味を示してくれているので、もう少し、この方法を続けてみようかと思っている。どうせなら、もう、ブリッジ覚えてくれよ(w、って感じかな。でも最大の難関は、集中力が1時間持たない事かも(w。