立ち止まってみる

今日は1日、おとうさんが部屋の掃除をしていたため、娘と遊ぶこともままならなかった。夜にクリベッジを1回遊んだことは遊んだが、今日は、周辺でいろいろと考えたことを、ぼちぼち書いてみようと思う。

まず、娘の箸の持ち方が、いちいち言わずとも普通に持てるようになってきた。この間まで器用にも中指の腹を上の箸の上に押し付けて、上手に箸を操っていたが、その中指は箸の上ではなく2本の箸の間だ、とずーっと1年間言い続けてきた。自分で興味を持てば自分でやるようになるよ、という方針で強制することはなかったが、4月からは箸を普通に持てるようにね、と約束をしたおかげで、いちいち言われなくても自分で中指を箸の間に添えて持つようになった。やっぱりこういうものは、適切な時期があるのだと実感する。

娘は最近、ジン・ラミーが勝てない。勝てないのは良くないので、なんとか間を繕おうと、配られたカードを見た上で、娘はカード全交換を申請できるルールを再交付することにした。良いカードが来たからといってすぐにノックできるとは限らない。しかし、運とか流れを変えることはできるだろう。根本的にはジン狙いとか、シーケンスよりセットを好むとかの傾向があるとすれば、それを根本から直してあげなければいけないと思う。しかし実はそういう「勝ち方」は、自分で学ぶものなのだ、とも思う。だから飽きてしまって「やらない」と言わせないように、時間稼ぎのために、おとなはいろいろと工夫をすべきだと思っている。

ジン・ラミーと言わずクリベッジも、そしてホイストも、いつも寝る前にばかり娘と遊んでいるわけだが、最近、娘の集中力のなさが気になっているのも確かだ。おかあさんとジン・ラミーをしていて、歌を歌いながら遊んでいるのは、ぜったい集中力がない状態だと思う。ただ、昼間ならもっと集中できるのかもしれないなぁ。でも昼間、天気がよいと外に出て元気に遊んでいるので、トランプどころではないだろう。おとながおとなの世界を普通に生きていて、こどもの時間尺とは相容れないところもあるだろうに、それを歩み寄っているのはこどものほうかもしれない。もっと貴方が何を感じて何を考えているかを、私は知る必要があるのだろう、と思う。

あとはおとうさんは、背中を見せることなのだろう。馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできないのだから。おとうさんも、トランプに関して自分で克服しなければならない壁を乗り越える毎日の努力を、続けて行くこと。ブリッジのブレーク暗唱を、飽きずに続けていくことは、おとうさんにとってとても大切なことであると同時に、娘が一緒にそれを練習しているという事実は、本当に重要なことなんだと思う。

それにしても、ブリッジ会で娘が一人でブリッジ体験テーブルに参加してホイストをしているときに、カットを求められて、半分持ち上げたカード群の下から2〜3枚がハラリと落ちて表を向いてしまうような、良くないカットを娘が何度か繰り返したらしい。常日頃からおとうさんは、配っている途中や、自分で持っているカードを落として表をむけてしまったりしてはいけない、と諭している。

しかし、ブリッジ会の時は普段しないようなハラリを何度かしてしまったとのこと。そこで、体験テーブルを先導していた、娘とは非常に親しい間柄のおじいちゃんレベル(おじいちゃんと同世代の方)の会長さんが、そのカット法を注意したとのこと。娘に言わせると、「カットが悪くておこられた」なんだと。はいはい、OKですよ(w。カードの扱いで悪い所があったら、どしどし叱ってやってください(w。そういうおとながいる環境は、幸せであると、私は思う^^)