えんえんと計算を

年末にかけて、おとうさんも少し忙しく、トランプ遊びが飛び飛びになってしまっている。今の流行は、「どぼん」。ページワン(我が家ではフェース)のルールで、上がりの形を「どぼん」もありとするものだ。「どぼん」の上がり方は、今出されたカードの額面が、自分の持っている全カードの合計と一致したときに、「どぼん」と言って上がれるというもの。どこの順番の人でも上がれるし、役札(2は2枚めくり、8は1枚めくり、Jはいつでも出せて、スートの指定ができる)に対しても、「どぼん」を可能とする。

ポーフェー(5枚配って、前回勝った人がフェースか、3回交換のドローポーカーのどちらかのゲームを選べるもの)と異なるのは、Jを最後に上がる札としては出せないこと。そうしないと、あっというまに終わるので、「どぼん」ではJに制限をかけたのだ。それと、3人以上で遊んで楽しいように、3を反対周りの役札として追加。2とか8とか、カードをとらせる役札をいつも同じ人に繰り返して出すのは、なかなかつらいものがあるので、3名以上の時は反対周りも導入するのだ。

10回くらいやって、やっと最近「どぼん」で上がることができるようになってきた。最初のうちは、自分の手札の合計をいつも計算しておくことができておらず、「どぼん」があっても見逃していたものと思われる。最近、「どぼん」ができるようになったので、カードを出すときに少し考えているようだ。カードの合計を計算し、「どぼん」で上がれるかどうかを毎回確認しているみたい。

少しいい勝負になってきた。

鉛筆とひらがな

こちらは、なかなか進んでいない。おとうさんが継続して練習を重ねさせないからだな。また、気を入れ替えて明日から練習することにしよう。

Tiny Bridge

これは、いつやっても盛り上がる。おかあさんが加わって3人でないとできないのだが、ポイントカウント法(A=4点、K=3点、、、)で19点までが1の代、そこから上が3点きざみでトリック数が増えていく、そういうテーブルで獲得すべきトリック数を割り出している。

これがまた、絶妙なバランスで、1トリック少なかったりちょうどだったりして面白い。娘は、フィネスが上手なようで、トランプの6をリードしたときに、私には、J73とあったので、さっと3を出したところ、娘がダミーに指示したのは、2だった。

     K4(おかあさん)
Q952     A1086(娘)
     J73(おとうさん)

こんなふうになっていて、娘の6で、おかあさんのトランプのKがあぶり出されてしまったのには、大人が笑った(w。カードの並びを考えてやっているのかな、それとも、たんなる偶然なのかな。大人としては、見ていてとてもおもしろい。

2桁の足し算

この間、朝に少し時間があったので、問題を出してあげた。123456・・・と、2桁づつを数字として、それを順に加えていっていくらになるか、という問題。

頭の中で考えてスタックしていく必要があるので、面倒と言えば面倒だ。それを、黙々と考えている。

「じゅうに、たす、えーと、12の次は、34、さんじゅうよんか。えーと、じゅうに足す、、、、さんじゅうよん、えーと、よんじゅうろくか。」

「えーと、よんじゅうろくに、えーとなんだっけ?、、、12、34、、56、ごじゅうろくだ、えーと、えとなんだっけ?よんじゅうろくに、ごじゅうろくを足すと、、、えーと、102、ひゃくに、か」

というふうに、頭の中で、スタックを使いながら延々と計算をしていて、最後に270と答えを出した。3分くらいかな。「数学は態度である」だそうだから、面白いと思っているうちにはそういう時間のかかる問題を、たくさん出してあげよう。あきらめないで続けることがとても素晴らしいことだということを、いっぱいほめて教えてあげよう。