20枚近く持つ

4月になって娘もおとうさんも新しい環境に慣れるまでいろいろ大変である。娘の小学校の入学式は来週なので、今の時期は学校が始まったら放課後毎日通う事になる学童に朝から行かせている。最初の日、大きなお兄ちゃんから新しいトランプゲームを教えてもらったと言うので、話を聞いたところどうやら大貧民、大富豪と言われるゲームらしい。家では2人で遊ぶゲームとしては無理っぽいので、教えることもなかったが、大きな小学生たちに教えられて遊んでいるなら良いことだと思った。

聞くと毎日トランプで遊ぶらしい。しかしトランプのセットが2つしかないので、取り合いになるという。それならいっそ100セットくらい、私が学童に寄付しようか(w。毎日子供の間で遊んでくれるなら、それはそれで助かる。大人と遊ぶのはおとうさんがひっぱり回せば良いし、子供の間での勝ち負けに関するルール、ずるをしたときのルールなど、子供同士で覚えてくれるのはうれしい。

昨日は、この「大富豪」をおとうさんと2人で遊んでみた。全カードを配る必要があるので、52枚ではあまりに多すぎる。6から下のカードを取り除いてみることにする。すると1人19枚になり、なんとか娘が持って広げられる限界の枚数らしい。どのトランプゲームでもそうだが、まずは自分の持ち札をきちんと並べて、一覧して全体を把握できる必要がある。でなければ、作戦が立たない。

19枚をきちんと扇型に並べるのは、もう少し練習が必要なようで、おとうさんが並べて持たせてあげた。それでも、カードを持って並べる練習にはなるから、今後も大富豪を遊ぶことにしよう。

上がりのタイミングを、把握して、トントントンとタイミングよく上がることが大切。そのためには、上がりの時のイメージを持っていなくてはいけないので、そのあたりを「教えて欲しい」というので、2人でカードを広げながら、次にどう出して、その次にどう出すか、と考えながら進めることを指導する。

学童のお友達の中には、カードをきちんと並べたり、広げたりできない子もいる人のこと。そりゃそうだ。毎日遊んでなければトランプの持ち方はいきなり上手にはならない。それでも、ゲームの本質を素早く感じて、戦略を考える頭を自由にするには、並べ方や持ち方に意識を集中している余裕はないわけだから、カードの持ち方を徹底して教えるのはとても大切な事だと思う。これからも毎日、学童でトランプで遊んでくれると助かるなぁ。

それとは別に今年もトランプ教室には出席しようと思っている。月に1回ではあるが、トランプを囲んで知っている友達に出会えるのは良い機会だ。

昨日は久しぶりにラミィキューブもした。おとうさんも環境が落ち着いてくればもっとトランプ遊びに付き合ってあげられそうだが、小学校が始まれば勉強も始まるし刺激的なこともたくさん増えるだろうから、これからなにがどうなるのか、おとうさんとしても不安がいっぱい、期待がいっぱいだ。毎日が夢のあふれる楽しい日々にしたいなぁ。