遊びの状況

お絵かき教室は、おかあさんの職場と小学校と学童と自宅の真ん中くらいにあって、雨が降っても歩いて迎えに行けるので、とっても助かる。つい数ヶ月前に、ふと、「お絵かき教室なんていいな」と思っておかあさんと話をしていたら、歩いている途中にその教室を見つけた。さっそく挨拶に行って、春から通うことにした。数人の小学生がいつも来ている。

娘が行ったときはどうやら好きなことをして良い、と言われるらしくて、最初は絵の具の絵で、次は紙粘土、そして、娘は「はりえもしたい」と行っている。同じくらいの年の男の子が、はりえをやっていると言うのだ。おもしろいなぁ。なんでもさせてもらえるんだなぁ。会費だって高くないし、好きなことさせてもらって、ほんとに楽しそうだ。

これも数ヶ月前、以前はこんなお姫様の絵を描いていたのに、

おとうさんが靴を磨いている時に、近くに来て絵を描き出して、できたのがこれ。

横から見たマスクをして靴磨きをしているおとうさん。おどろいた。今までは真正面からのお姫様しか描かなかったのに、いつの間にか、こんな絵を描けるようになっているとは。

この絵の直前には、ピアノを引いているおかあさんを横から描いたものがあった。構図的にはめちゃくちゃだったけど、見えるものをそのまま描いたんだな。面白いね子供は。

ホイスト

おとうさんの仕事の環境が少し変わってしまい、夕方に十分トランプで遊んだりできなくなってしまっている。それでも今は、月に一度の子供トランプ教室と、毎日の学童でのトランプ遊び、そして、月に2度のブリッジ教室と、少し計画的にトランプで遊べるので、それはそれで安心だ。

学童へのトランプ3組と一緒に、草場さんの「夢中になる!トランプの本」と、正木ノリオという人の描いた「おもしろトランプゲーム」という本を一緒に置いてきた。これから数年の間に、機会がなければ絶対に手にとらないだろう、これらのトランプの本を学童で読み、トランプ好きになってくれる子供が増えるといい。

ブリッジ教室では、今、春だからか、ホイストから始める初心者教室のようなテーブルができることがあり、娘はそこのテーブルで遊ばせてもらうことがある。しかしいつまでもビッドをしないわけにはいかないので、皆おもむろに、勝手気ままに、ビッドをはじめる。競り合いだから、より高くビッドするか、パスするか。ハンドの点数がどうのこうの、ではなくて、「言いたければ言う、気兼ねすればパスする」みたいな乗りだ。娘もそれにはなんとかついて行っているようだ。

娘を見ていると、興味を持ってはじめてブリッジをした大人の方は、確かにわからないことが多いよなぁ、と改めて思うことが多い。娘は、ラフしてトリックが取れたりすることを楽しんでいるし、AQとあったらAから出さずに、フィネスしてQを出して、それが取れるととても喜んでいる。今までだらだらとではあったが、こういうトリックテーキングの基本的な楽しみを、家で教えることができたのが、今につながっているんだなぁと思う。

こちらも、続けていくことで、いろんなことを覚えていければいいなと思う。続いていれば、おとうさんのパートナーになって、トーナメントなんかに出られるなら、それはそれで楽しい。そのためには、無理せず楽しいところで続けていくことなんだろうな。(保育園、小学生の娘をゲーム上の一人の個としてきちんと扱ってくれるブリッジの先生には、計り知れない感謝だ)