1時間半8ボード

今日はブリッジクラブに出席した。ちょうど初心者テーブルが1つできるメンバ構成だったので、おとうさんと娘とペアを組ませてもらい、ビディングボックスとボードを用いた普通のブリッジで遊ばせてもらった。

少しでも皆に付いていけるよう、というか大人に混じって迷惑がられないよう、いろんなことがスムーズに運べるようにと、ブリッジノートを作りその中にいろいろと語彙集を作ったりして準備をしていった。

語彙集や、ノース(N:きた)、サウス(S:みなみ)、イースト(E:にし)、ウェスト(W:ひがし)とか、ブレークのメモ(5332、5431とか)を4ページくらいに書いてあげた。

そして、プレイ中に必要なところを開いて見るように指導。

今日はとりあえず、8ボードを1時間半かけて普通にプレイができたので、本当にほっとした。1時間半というのは、今まで同じゲームをこんなに長く遊んだことはなかったから、本人にとっても大変なことだったろうと思う。また、夜の7時から始まることから、疲労度も半端ではなかったろう。えらいえらい!ほめて上手になるならば良いところを探し出してたくさんほめてあげよう。ほんとうは子どもだけでなく大人もほめてもらいたいんだけどね。。

帰ってきてからは、あっという間に寝てしまうかと思ったが、実は遅くまではしゃいでいた。興奮してたのだろう。

ビッドは適当。娘にほとんど教えてないので、普通の初心者に先生が指導する方法と異なるビッド展開になるから、先生も戸惑う。それでも、最初は皆わけがわからずにビッドするときもあるのだから、そう思っていただくしかないと思う。おとうさんも、それに乗じて、「本当に紹介したいスートはどれかな?」とビディングシステムにとらわれず、たのしいビッドができた。プレイの段階になると、別段とんでもないコントラクトになっているわけでもなく、普通の結果に落ち着くことが多かったので、それも驚きの1つ。

これからも、ブロックやエスタブリッシュの練習をすることにしよう。

先日エスタブリッシュの説明をしてみた。説明をしてみると、自分でよくわかっていないことがわかって、とても助かる。

どうやら、3つの要素があるかな。

  • 1)4枚目が強くなることがあるってこと。13枚を4名に分けると誰かが少なくとも4枚持つことになる。これはブリッジの基本構造に関わる認識なので、きちんと教えたいと思っていることだ。プレイで言うと、どんなに弱いカードでも3回負ければ4枚目は誰も持っていない最強のカードになりうるという感じ。
  • 2)QJ10の10がウィナーになるってこと。これも負け続ければ勝てるようになるカードだ。AKに負けてQ(もしくは10)を勝てるカードに昇格させること。エスタブリッシュというよりは、昇格(プロモート)というべきか?
  • 3)76543(2)、という5枚以上のカード。4333の分かれよりもっと簡単に弱い札がウィナーになるかもしれない。そしてウィナーになった暁には、取れるトリックも他より多くなること。ゲインが大きいってことですな。これにアナー(絵札)が加わると、エスタブリッシュはより容易になるだろう。

1つづつ、ゆっくり教えていこう。

ビッドはまだまだ先でいいな。