教えられる

ここのところ、学校の宿題だとか、何かとおかあさんに急かされていつも文句ばかり言われて大騒ぎになっているのを見て、何かアクションを起こすべき、と思ってホワイトボードを買ってきた。

日々、することになっていることを、1つづつおかあさんが指摘するので、いつまでたってもお小言が終わらない。ならば、やるべきことを自分で全て確認できるように、そしてついでに楽しく出来るようになれば、みんなハッピーだろう、ということで、ホワイトボードと、綺麗なマーカー、そして磁石を買ってきて、こんな感じで部屋の壁に張ってあげた。

もう2週間になるか、おかあさんに言われなくとも、自分で磁石を置くようになった。へぇー。そんなもんか。こういう風に調子に乗ってきた時に、水をささないようにしないといけないなと感じていた。

それと、「かきおえること」と「かきおわること」の違いを、最近娘と確認している。というのも、お友達が来たときにこのボードを見て「おえること、じゃなくて おわること じゃないの?」と聞いていたからだ。私の理解としては、「かきおえる」のはそこに意志が存在する。書き終わろうと思ってとうとう終わったときに「かきおえる」というのではないか。終わるのはそれとは関係なく、終わった事実を伝えているだけ。あとで辞書で調べてみよう。

このホワイトボードの使い方のアイディアは、「satoshi's 父子家庭日記」http://single-father.seesaa.net/article/111801727.html のページを以前に見ていたので覚えていた。

日記は起きてからすぐに書くことになっていた。だから1日は日記のところに磁石を置くことから始まる。いきおい付けのために、日記のところには綺麗な☆を付けてあげた。

昨日の夜、おとうさんはどうも調子が悪くて、皆より先にお布団に寝てしまった。すると少しして娘が起こしに来た。「おとうさん、磁石、、、」いつも、寝る直前に磁石がいっぱいになる。娘はその時に気づいたのだが、朝に日記を書いて磁石を置こうとすると、昨晩埋めてしまった全部の磁石がそのままになっていて、新たに磁石を置くことができない。「おとうさん、これどうしたらいいかなぁ」と聞かれたので、「どうせおとうさんは遅くまで起きているから、寝る前に必ず全部の磁石を確認して、外しておいてあげるから」ということにしていた。

2週間ほど、順調に流れていったが、さすがに具合の悪い昨晩、寝入りばなに起こされて「あー、今日は眠いからダメだぁ」と大声を出して、おとうさんそのまままた寝てしまったのであった。。。。。。

次の日、おかあさんから聞いたところによると、おとうさんが磁石をもとに戻すのを拒否したことがショックだったらしく、うぇんうぇん泣きながら、自分で磁石を外していたとのこと、が〜〜〜〜ん。

おとうさんはひどいことをした。もう、寝ているおとうさんを起こそうとは思わないかもしれない。。人は気分が悪いこともある、という教育論じみたことを言っても、娘の心への言い訳にはならず、どのように考えたら良いか、おとうさんも迷う。しかし、そうなってしまったものは仕方ないと諦め、今日の夜にはゆっくり娘に謝った。せっかく起こしてくれたときに、絶対大声を出したりしない、と約束した。なんとかこの約束を守るぞ。

興南連覇

「teruyastarはかく語りき」http://d.hatena.ne.jp/teruyastar/20100829/1283076237 というページに面白い記事が出ていて、高校野球で全力疾走するのは、次のことを考える時間を確保するため、ということだった。最近これを肝に命じて、ブリッジするときにも、何かと考える時間を増やす努力をするようになった。ボーッとブリッジしていては上達しないので、カードを揃えたりするのはさっさと終わって、1秒でも多く考える時間を取るということ。

それにしても、娘に学ぶことは多い。