システムの確認

さてさて、連休最後の日曜日は、地元のブリッジクラブの例会に参加することにしているが、今回のメンバは、娘とおかあさんが組んでの女性ペアでの出場だ。5月はいつも「5月の女王戦」と題して女性ペア男性ペアとしてトーナメントをするらしい。優勝商品は、女性の1位がメイクイーン2袋、男性の1位が男爵いもだそうな。

というわけで娘はおかあさんと出場するので、ビッドのシステムと、リードの仕方をおかあさんに教えておかないといけない。というわけで、ここで整理してしまおうという魂胆。紙に印刷しておかあさんにも説明するつもり。

ビディング・システム

  • A=4点、K=3点、Q=2点、J=1点。1デックには40点ある。
  • 4枚以上あるスートを、下からビッドしていく。一番長いものを先にビッドして良い。たとえば5枚と4枚なら5枚のスートをビッド。
  • 同じスートを2回ビッドしたら5枚以上あるってこと。だから4枚しか無いときは2回言わない。そのようにして、2人合わせて8枚以上のスートのフィットを見つける。
  • 2人合わせて25点あることがわかったらゲームがあるので、できるだけゲームビッドまで持っていく【3NT、4ハート、4スペード、(5クラブ、5ダイヤモンド=これらは29点)】

オープニング・ビッド

  • 12点あったら、1の代でオープニング・ビッドする。
  • 0枚とか1枚のスートが無いハンドで15〜17点ならば、1NTでオープンする。
  • 一人で20点持っているときは、2の代でオープンする。2NTも20点くらい。

レスポンス

  • オープンした人のパートナー(レスポンダ)は、6点あったら4枚以上のスートを何かビッドする。6点なければパスする。
  • 10点あったら2の代を言う(約束だけどあまり気にしてない)
  • パートナーが最低12点でオープンしているので、レスポンダが13点持っていれば合わせて25点ある。よって、ゲームビッドを目指す。このように強いハンドは、ジャンプしてビッドすることで示して良い。
  • 1NT(15〜17点)でパートナーがオープンしたら、10点あればゲームがある。そのためメジャースート(スペード、ハート)が4枚あればそれをビッドして、なければ3NTとビッドする。1NTにメジャースートをレスポンスした場合は、オープンした人はフィットがあるかどうかを示す。

オーバーコール

  • 相手がオープンしたときに、ビッドに介入するのがオーバーコール。
  • 普通は5枚のスートで介入するが、強い4枚でも可。パートナーは同じように8枚のフィットを探す。

言葉にするとこんな感じで複雑だが、おとうさんとやるときはゲームがありそうならおとうさんが直接ゲームビッドしている。おかあさんはそれができないと思うので、まあ、適当にかな。

オープニング・リード

  • A、K、Q、J、10を、アナー(絵札)という。
  • QJx、KQxxとアナーを含む繋がっているスートは一番上をリード。
  • つながっていないのは、上から4番目(フォースベスト)Q954は4。
  • つながってなくて3枚ならば、3番目でもいい。Q95は5。
  • そういうのが無いときは、532から5。絵札の無いスートの一番上のカード。
  • AQ532、こういうスートからはリードしない。ディクレアラのKを捕まえられないから。
  • 2枚は上から。

こんな感じかな。

その他

  • ディフェンス「ダミーをフィネスする」
  • 「短い方の絵札から取る(アンブロック)」
  • 「長いスートの小さいカードでトリックをとれるようにする(エスタブリッシュ)」
  • ディクレアラ「取りたい絵札に向かってリードする(フィネス)」
  • ディクレアラ「ダミーが開いたら取れるトリックを数えてどうプレイするかを考える」
  • ディクレアラ「ドロートランプ(ディフェンダのトランプを召し上げる)をする。そしてトランプの数を数える」
  • ディフェンス「長い方のトランプでラフされても損はしない=短い方のトランプでラフされると損する」
  • 「AはKを捕まえるためにある」

スラムができるようなビッグハンドが来ると、きちんとビッドできないので失点になるけれど、ゲームのハンドや、ゲーム未満の競り合いのビッド、そして通常のディフェンスなどでは、ある程度楽しいゲームができる。

娘は週に1回練習しているが、おかあさんが練習不足なのが、楽しい時間を過ごせるかどうか、心配だ。