春めいてきた

冬の間はほんとうに余裕がなくて、いろんなことに追っかけまわされていた気がする。それが今月の7日になって、ふと肩の荷が降ろされたような気になり、それからは少し気分も晴れて前進しようという展望も見えてきた。この時期だから去年の地震のこともあったのだろうなと思っている。

先週の土曜日に、娘と一緒に地元のブリッジ定例会に出席し、3位入賞を果たしてきた。娘はこの定例会以外はほとんど練習もしておらず、最近ではカードの持ち方が怪しくなってきて、たまにカードを落とすこともある。ブリッジの競技会でカードを落とすのは、トラブルの原因となるので、困ったものだと思うのだが、普段カードを持つことがなくなっていて、こりゃどうしたものか、と思っている。

それでも、スーパーなビッドやプレイはできないけれど、ゲームビッドをしそこねることも少なく、さらにはスモールスラムはおとうさんが大胆にビッド、ディフェンスは、相手の行き過ぎに乗じてちゃっかりダウンボーナスをもらうという、豪放かつ堅実なブリッジという味付けで、相手の1NTを4ダウンさせたりして、終わってみれば結構楽しいひと時であったり、結果も予想外に良かったり。

その3月初旬の気分の折り返し地点で、初夏の大会に向けておとうさんと娘とのパートナー練習をきっちりと行うことを決意した。最初はビッドをある程度見えるところまで教えてあげるのがいいな。というのも、自分たちのハンド状況だけでなく、相手のハンドを想定するための情報の整理が必要であり、ブリッジは情報戦、この情報のハンドリングが重要なファクターだから。

月に1度、おとうさんとブリッジで組むだけなので、今の娘のブリッジ力がどの程度なのか、良く把握できてはいない。それでも、一番頼もしいのは、おとうさんがなんだかんだ文句をつけても、上の空で「覚えていないよー」としらを切るところかな。小言は小耳に挟んで、自分で考えるということ。

子供の柔軟な頭にはついて行けない。おとうさんが本気で教える体制ができたならば、あっという間に娘に追い越されてしまって、教えることは何もなくなってしまうだろう。まあ、その時はこっちが教えてもらえるからいいか。

運動

5月に娘と一緒にマラソン大会に出ることにしたので、今早朝練習を続けている。もう8日目だ。よく続いている。体が資本、頭が資本。おとうさんの硬い頭を自分で壊さないといかんな。