ノートランプでプランを立てる

今年の連休は、めだった所にも行かずエコなゴールデンウィークを過ごすことにしたので、その間なにかしらブリッジの練習で進展が欲しいなぁと思いつつ、おとうさんが何を教えるのが良いかを考えているうちに時間はどんどん過ぎていく。

小学生って、こんなにも記憶力がいいんだなぁと驚くことが多い。神経衰弱とか一時的なメモリーを使う場面ではもちろんだが、以前教えたブリッジのことなども、頭の中からきちんと取り出せることが多い。間違ったことをきちんと教えてしまうと、それはそれで大変だと思うが、修正に対応するのも早いんじゃないかな。いずれにしても、大人を相手にしているのとはわけがちがうってことだ。

おとうさんも考えているばかりでは何も進まないので、締め切りを決めて、その範囲でできる話をしようと決意、ささっと資料を作って娘に話をすることにした。でもやっぱり、言いたいことが次々に出てきて、資料がまとまらない。

いつまでもキリがないので、やめにした。以下のような問題を4問作って、PDFにしてiPadで表示させながら説明する。

基本的に3NTのプランを考えてもらうのと、ノートランプのストッパーってのを理解してもらいたいと思って作った。ていうのも、ノートランプのディクレアラになると、さっさとAKを取り始めてしまうので、必ずダウンしてしまってた。教え方が悪かったのだろうと思い、プランの立て方を教えようと思うがなかなか進まず。

今回思ったのは、8月の福岡が一応の目標ではあるけれど、娘にしてみればこれからの自分の人生そしてブリッジとの付き合いは長くて先はまだまだ見えないものだ。ならば、おとうさんも目先のことにとらわれずに、長い目でブリッジを教えていければいいなと思ったわけである。

ちなみに上記の問題は、クラブAが心細いストッパーで、相手は5−4ブレーク、よってスペードAに負けに行くと、クラブ4つ取られてダウンする、という話をしたかった。案の定、取れるトリックは?という質問に11とか12とかの答えが返ってくる。オープニングリードから、相手のブレークを推測することとか、これからいろんなたくさんのことを教えたい、のだが、それを本当に教えられるかは、今のところ不明。まずはおとうさん自身が基本に忠実に、確率に忠実に、プレイを進めていけるかどうかにかかっている。