段の上で止まればボーナス

ブリッジとばかり言っていると、娘も飽きて嫌になってしまうので、他に楽しい遊びをはさみながら工夫している。先日は「なにして遊ぶ?」と聞くと、コイン投げゲームしよ、と言う。

壁に向かってコインを投げて、壁に近い方に止まったほうがコインをいただくという超単純なゲームだ。おとうさんと娘とは、家の中でよく遊ぶ。

上のような段差があるところでは、特別ルール。段の上に乗っかれば特別賞で、相手のコインを余計に1つもらえる。欲を張ってわざわざ段を狙うと、コインは変なところにぶつかって遠くまで跳ねていってしまい、負けが確実になることが多い。

この日は娘が絶好調。5枚づつ持って勝負をするわけだが、3度も段の上に止まった。素晴らしい!

しかし、勝ち負けは別なようで、おとうさんのコインが無くなりそうになると、娘の力が消えて負けはじめる。おとうさんが勝ちそうになっても同じで、なんだかんだ言って10分〜15分は勝負がつかないんだな。

田中潤司著「ギャンブル・ゲーム」の、スタッドポーカーの章に、映画「シンシナティ・キッド」の中で重要な役割を果たしている、このコイン投げゲームが紹介されている。この本を読み、映画を見て、コイン投げゲームを今までも何度か友人と遊んできた。たあいのないゲームだけれど、単純だけに熱くなれると楽しい。

そのうち「シンシナティ・キッド」また観てみよう。