日常に戻る
福岡へのブリッジ旅行が終わりひと通り仕事もこなして、残念ではあるけれど、普通の生活に戻ってしまった。旅行という意味ではわかったことがあった。今回2泊3日の旅行なので、私自身が感じる「心が解ける」状態になるだろうと思っていたら、結局3日間、緊張感と疲労感が続いて、心の洗濯どころでは無かったという感想。
それでも、普段の生活に戻ってからは、何かやりきったという開放感を感じることができているので、やはり大きな意味のあるイベントが起こったということなのだろう。そして、本当に自身が開放される旅行ってのは、まず独りでなければならない。感覚としては「今私がこの世から消えてしまっても、1週間はそのことに誰も気が付かないだろうな」というくらい、日常の生活から離れてしまう必要がある。そういう状態にたどり着くのは、覚悟さえあれば簡単。最近では、その覚悟(独りで居ることを周りにも認めさせる根回しを行う覚悟)ができないということなんだよな。
その分だけ、娘と過ごした3日間は、おとうさんは新鮮な感覚を楽しめた。
帰ってきて、またブリッジってこともないだろうと、週末に「何して遊ぶ?」と聞いたところ、「えーと花札か、、、コイン投げ、そうコイン投げにしよう!」
30分ほど、そこからコイン投げをして遊んだ。
シンシナティ・キッドで、途中と最後に出てくる子供が小遣い稼ぎで大人にふっかけるコイン投げ。投げたコインが壁に近い方の勝ちという単純なゲームだ。おとうさんと娘はこのゲームが大好きで、飽きるまでいつまでも遊んでいる。
花札だと、勝ち負けが見えてしまうので(強い札と勢いで勝ちが決まる)、そういう遊びなわけだが、コイン投げは、いつでも逆転可能だから、という意味で楽しい、と娘が言う。
さて、今月も、半ばにはチーム戦が待っている。それまでビッドの練習などはできないかもしれないが、おとうさんの仕事をうまくこなしつつ、ブリッジにも全力を尽くしていきたいと思う。日常の鍛錬ね。がんばろう!