今日からそして明日から

福岡で行われているブリッジのアジア大会、APBFのコングレス大会は、これから週末にかけてが佳境のようである。

http://www.jcbl.or.jp/apbf2012_japanese/tabid/281/Default.aspx

春から引っ張ってきた福岡ビギナーズ杯の招待だが、怪我もなく無事終了し、普段の生活が戻ってきた。そして、これからが大切と思うのだ。平静をよそおい、普段の生活にブリッジをさしはさみつつ、福岡で娘とおとうさんとで勝ち得た自信を、どのように引き伸ばしていくか、発展させるか。

ゲームの記録

まず、26日の日曜日に2セッション行われた試合については、とにかく何度もハンドレコードとプライベートスコアを見なおして、反省をしたかった。最近は仕事が忙しいことから、試合があってもその結果を十分に見直すことができないことが多かった。時間の制限から見直しがない試合があっても仕方ないとは思う。しかし、ちょっと成績が良かった試合とか、印象に残ったものは、気になって仕方がないからやっぱり見直して、意見や反省を残しておきたい気持ちが強い。

今回は、私自身もいろいろと悩みつつ、ここまでやってきたという経緯があるし、実際のゲームの中で娘もブリッジ的な成長が見られたと思うので、とにかく見直しの時間が欲しかった。以前なら、一人で仕事をしていたときは、仕事とのバランスを取ればいつでも自分の時間が取れたのだが、今はそういうわけにはいかない。

ふつふつとメモを取りながら、やっとこさ、当日分で言いたいことを、これまでの記事で書くことができて、少し溜飲が下がった気がしている。午前中のゲームのことも書きたいところだけど、なかなか時間が取れなくて。

ナイストゥーミチュー

当日のブリッジのことについては、ひととおり書き出したという気持ちがあるので、良かった。そして、今考えるに、「ナイストゥーミチュー」については、私の想像力が足りず、娘にがっかり感を植えつけたかな、と思っている。

というのも、「アジア大会だから、外国の人がいるから、もし挨拶できたら、ナイストゥーミチュー、って言うんだよ」と教え、娘も一生懸命練習していたのだったが、実際のところテーブルに外国の人が来ることは無かったし、それ以外の人におとうさんが声をかけることは無かった。あぅ、失敗した。

廊下ではBarry Rigalさんを見かけているんだよな。

http://www.jcbl.or.jp/home/conference/nec/17th/tabid/643/Default.aspx

それならば思い切って声をかけていれば、娘も挨拶できたろうに。

他にも、ユースの代表の方や、オープンの代表で私が声をかけることのできる人が何人かいたのだから、娘に挨拶をさせたいんだ、ということで、どなたか英語を話す外国人の方を紹介していただいて、「娘はブリッジプレイヤーです」と紹介ごっこくらいはできたのに。そういうことを現場で思いつかなかったおとうさんは、ダメだなぁ。

今日は、娘が「エイビーシーディー、イーエフジー」とアルファベットの歌を練習していた。コミュニケーションの道具をしっかり練習しとくのだよ。そして、それを活かすチャンスを与えるのが親の役目かな、という気がする。次は、何かうまいこと動くようにするから。

同じ経験

それと、今日考えたのだけれど、娘はブリッジテーブルで1日おとうさんとペアを組んでいたわけだけど、「目の前にいる娘は、私と同じ経験をしていたのではない」と思った。自分自身の経験を、あの場で展開し、重ねたのだと思う。

だから、今後、特にビッドに関しては、娘の意図を無視してのおとうさんの強引なビッド、というのを控えたいと思っている。JCBLのブリテンの「教えてビリー」にもあったけど、「そして最後に一番重要な点。あなたはパートナーシップというものをあまりにも切り捨ててしまっています」だって。ああ、そうだよね。2ー6なんてビッドないよね。

だからそこを埋められるように、そこをどうやって埋めるかという楽しみを、娘に伝えられるように、これから接していかないといけない。

で、おとうさんは

今日からWilliam RootのHow to defend a Bridge Handを、読み進めることにした。これは決定。ブログにどれだけ読み進んだかを書きだしていくことにするよ。娘は小学生で、毎日勉強をして新しいことを学んでいる。私も、そうあるべきなんだ。だから、娘の毎日の計算ドリルや漢字練習と同じように、私もこの本を最後まで読む。始めること、続けること以外、世の中を変えることできない。

9月には、1日チーム戦を行う地元のイベントがある。これに向けて、娘とのブリッジは日常体制に入っていくことだろう。それより、おとうさんの実力アップが先決だ。