自分をみつめてみよう

今年と来年と、近年になく仕事が大変になりそうなので、普通にテーブルでブリッジをする機会がかなり減ることになりそうだ。娘と一緒にブリッジする機会が減ってしまうのは残念だ。ま、それでもおとうさんの個人練習と一緒に、週に1度くらいは練習をしようと思う。

去年の年末に 6NTS, OL

というハンドで、スクイーズをしようと思ったが失敗して1ダウン、そろそろスクイーズをきっちり覚えてしまいたいと思って、年始からラダーマンのブリッジ本「amazon:Bridge-Simple-Squeezes-Julian-Laderman」を読み始めて、この間、1ヶ月かかってやっと読み終えた。B5版の150ページ程度の薄い本なので、英語が得意な人は数日で読み終わるのだと思うが、私は英語レッスン中、単語をほとんど練習していないので、ポケット辞書を常に広げながら、行間に単語の意味を書きながら、読み進めた。

同じこの本を、前回1度読んでいるが、最後の最後まではいかなかった気がする。それを、今回は1ヶ月かけて最後まで読み終えることができた。今まで英語の本を最後まで読んだ経験は、覚えていないが、ないはずだ。だから、読み終わったときは達成感でいっぱいでとても嬉しかった。

この本は、簡単なスクイーズについて、基本の技術を練習するための本、という感じなので、難しいダブルスクイーズや、スレットの開発などはあまり力を入れていない。しかし、それより大切なこと、「スクイーズに何度もチャレンジして技術獲得に失敗してきた人も、もう一度スクイーズをやろうと思える本」になっているのじゃないかと思う。

読了の喜びを、忘れたくないと思うから、この本を、もう一度読んでみようと考えた。前回は1ヶ月だったから、今回も1ヶ月でOK。何度も何度も、読み返してみることにする。英語の本の垣根を下げたいから。

私はトランプのカウント(出たカードの数を数えたりすること)が苦手で、あきらめたくないからもがいているわけだけど、もう4年半も前に買った薄手のこの本を読もうと思ったおかげで、また元気が出てきた。

一生涯かけてもブリッジを楽しみたいと思っている。だから毎日、何らかの訓練を重ねて行きたい。そして、仕事が一段落したら、こころからブリッジを楽しもう!

上手な人は周りにたくさんいる。憧れるのはいいけれど、羨むのは良くない。自分の方法、自分のペースを見つけるのが先決だ。