ブレークの暗唱
今日、娘は、ここ数週間のスキー特訓の成果を見せるため、おかあさんを引き連れてスキー場へ行って十分満足して帰ってきたようだ。家の裏手に10分で行ける市民スキー場があるので、今年はほんとうに助かった。初の本格的なスキーに挑んだ娘、リフトにも乗れるようになったし、またまた世界が広がったみたいだ。
お風呂に入りながら、ブレークの暗唱をした。5332、5431、間違いやすいのが、63、のあとで、32と言ってしまうところ。それじゃ14枚になってしまう。
1月の下旬に地元のクラブのトーナメントがあり、娘はおかあさんと出場した。2月のおとといの定例会には出席できなかった。練習もほとんどできていない。そこで「今度、メジャーでオープンされたときに、フィットがある場合のビッドをきちんと練習するからね」と言うと「いいよ」とのこと。
「5点以下ならパスだし、6点〜9点は1個だけレイズする。1♥ならば何になる?」「ツーハート?」「そうそう。一個上げるのをシングルレイズっていう。2個上げるのだダブルレイズ」「3♥ね」「10〜12点ならば、ジャンプしてレイズしよう。1♥に3♥のダブルレイズだ」
「レスポンダに13点あるときは、マラソンビッドをしよう。♥のレイズをせずに、一度回り道する。クラブとかダイヤモンドとかを2の台で言ってから、あとで♥を1個レイズする。ゲームまでパス無しだから、ジャンプしなくてもいいんだ」
「4333なんかだとどうするの?」「♥が4枚で他が3枚ってことだね。ダイヤモンドもクラブも、ぱっとしない内容だったりする時だね。それでも、内容の良い方を2の台で回り道する」「でも、おとうさん、私が2♣とかマラソンビッドをしたときに、おとうさんいきなり6♣とかいう時あるじゃない」
「それは、マラソンビッドを使ってなかった時のことで、今はそういうビッドはしないよ」
「えーと、それじゃ、えーと‥‥‥」
「あ、思い出した。私が1♦とかでオープンして、19点持っているから、ジャンプしてNTをビッドしようとしている時があったとするよ」「うんうん」
「そういう時に、おとうさんがマラソンビッドをすることがあるじゃない」「ああ、たとえば1♦に、2♥と、ジャンプして答えた時は、マラソンビッドだね」「そういう時には、私はどうしたらいいの?」
「たとえば、♥が4−4でフィットしていたとしよう。そして、2人合わせて点数は、最低何点あることになる?」
「えーと、えーと、えーと、19+13=32点」「そうだ。スモールスラムっていうのは、12トリックを取ると宣言して取ることだけど、それには33点必要なんだ。今は最低でも32点あるよね。そしてゲームは25点だ。つまり、4♥のゲームには有り余る点数があるってこと」
「そうだね。そういう時にはどうするの?」
「そういう時には、ゲームを通り越して、5♥とビッドして、『スラムはどうですか?』と誘うんだ」「あー、なるほどねー。じゃーねー」と納得して風呂を上がって行った。
しばらくブリッジをやってないっていうのに、どこかビッドで引っかかることがあって忘れない(もしくはすぐに思い出せる引き出しに入っている)のだろう。これで毎日、飽きずに勉強して行ったら結構覚えるよね。おとうさんのほうが追いつかいないだろう。
ブリッジの勉強は、続けないといかんな。