デビュー1年、祝・初の1位!

おとうさんの文部科学大臣杯もとどこおりなく終わり、今まで放っておいた娘のブリッジにも力を入れなければならない、と思っている。教室は週に1度あるがおとうさんの仕事が忙しい時は最近は、あまり参加できていない。月に1度のトーナメントだけでは、基本力がさっぱり向上しない。

と考えているうちに今月の月例会がやってきて、おかあさんはお盆の予定を立てるというので家に置いてきて、娘と2人で参加することにした。

今日は6ペア参加、新しい方もたくさん来ていたので、場は混沌状態。娘がブリッジをしたのは、2週間前におかあさんと組んでのトーナメントだったか。暑いからか集中力がない。それでもいくつか今まで覚えたことは実践している。ダミーにKが見えていると、Aを持っていても絶対に取らない。短い方の絵札から取る。などなど。

こちらもビッドが不正確だが、相手も不正確ということで、打ち合いの様相を見せ始めたトーナメントで、じっとディフェンスに耐えていた効果が出たか、今日はなんと1位になることができた!やった!記録を見るとトーナメントに出始めたのが去年の8月8日だった。ちょうど1年で、念願の1位をゲット!

やはりタイミングもいいので娘に基礎からブリッジを教えることにしよう。と言っても、おとうさんが基礎からできていないから、きちんと教えられるかどうか、不安はあるが、プログラムを作ってじっくりやるのが吉だろう。

そんな中で、大人気ないビッドを1つw。Eのおとうさんは14点で1スペードでオープンした。娘とのビッドのシステムは、4枚あるスートを下から順番にビッドしていくというもの。そして5枚以上あるようなスートがあるならば、最初にビッドするのは一番長いスート。そして、パートナー同士で4枚と4枚のスートが見つかったら、それをトランプにする、という単純なシステムである。

おとうさんの1スペードというビッドは、5枚のダイヤモンドよりも6枚のスペードのほうが長いから、スペードから最初にビッドしている。でも娘から見るとスペードは4枚にしか見えない。4枚のスペードで1スペードとオープンしたならば、他に4枚のスートがないことを示す。なぜなら、もし他に4枚のスートがあるならば、スペードよりも先にそのスートをビッドしているはずだから。ちなみにビッドにおけるスートのランクは、一番上がノートランプで、スペード、ハート、ダイヤモンド、クラブと続く。

そしてWの娘は、2クラブズとレスポンス(応答)した。おとうさんはそれに対して2ダイヤモンズと、4枚以上のダイヤモンドを紹介する。通常、娘にはこれで、おとうさんのスペードが5枚であることが伝わるはずなのだが、前は解っていたけど、昨日は忘れていたらしい。なぜなら、ダイヤモンドが4枚あるということは、スペードが4枚ちょうどなら、先にダイヤモンドをビッドしているはずなので、おとうさんのスペードは5枚あると、わかるのだ。が、また復習しないといけないな。

おとうさんの2ダイヤモンズに、娘は3ダイヤモンズと、レイズした。このレイズは4枚のダイヤモンドを示しているので、おとうさんと合わせて9枚のダイヤモンドがあることが、おとうさんにはわかった。そこで、それ以上の取り決めは無かったので、おとうさんはいきなり6ダイヤモンズとスラムをビッドした!

Eから:1S−2C;2D−3D:6D

サウスからスペードのJがリードされた。どう考えてもこのJは1枚だ。てことは、ダイヤモンドのAを追い出したときに、ノースがAを持っていた場合、スペードを返されてサウスにダイヤモンドでラフされてしまいそうだ。

しかし、ダイヤモンドのAはサウスにあって、ラフされることなく無事6ダイヤモンズは、ジャストメークした。

そんなこんなで偶然と幸運がたくさん重なって、娘のデビュー1年記念は1位でお祝いすることができたわけである。

時間が経つにつれて、下手になっていくようだとかわいそうだから、はやくレッスンはじめよう!