松田道弘 あそびの本4『ひとりで遊ぶ本』

先日、近くの市立の図書館に行ったところ「松田道弘あそびの本」シリーズが置いてあって、今まで見たことのなかった標記の本を借りてきた。

初版は1984年発行。昭和59年か。

本の末尾についていた貸出期限票が面白い。昭和61年に借りた人が居るらしい。昭和64年1.17はすでに平成に代わっているな。その後平成になって13年、64年との間は13年か。17年そして23年の私。

まえがきの前に泡坂妻夫さんから「上質な遊び」という序が送られている。泡坂妻夫さんといえば、本名のひらがなを並び替えたペンネーム名前だったろうか。その話もたしか松田道弘さんの本で知った気がする。



今書いていて面白いなと思ったのは、泡坂妻夫は、さんづけにしている。松田道弘は、さんをつけなくても良い気が、自分の中では定義されている。松田道弘の本はものごころ付いてからずーっと私の中心にあったので、もう、さんづけするくらいのよそよそしさはないのかもしれない。本当に会ってしまったらどうなることやら。

トランプのひとりあそびは、私自身はあまり興味がないんだな。どっちかというと娘やおかあさんのほうが興味があるようだ。

この本、買いたいけれど、買えないだろな。まあ歩いて5分の図書館にあるから、私の本棚として使っておくか。