借りてきた本

先日、図書館で借りたい本があって、おかあさんと娘とで借りに行ってもらった。娘が普段読む(寝るときにおかあさんが読んでくれる)本は、読み聞かせ&ファンタジー本へのこだわりの館長さんのいる近くの小さな図書室で借りて来ている。おかあさんいわく、どういう本が良い本なのか、ということをきっちり教えてもらうと、一般の図書館にはなんとまあ、どうでも良い本がたくさん置いているのか、と思うとのこと。

普段読む本は、毎週読み聞かせの出席とともに1週間分以上借りてきているので、普通の図書館ではあとは適当な本を借りればいい、という寸法だ。

図書館をぶらぶらしていて、娘が借りたいと言った本が、トランプの本だったとのこと。へぇ、おもしろいなと思った。古本屋に行っても、トランプの本を見つけては買おう買おうと言ってくる。興味があるから本が読みたいのだろうか。

それにしても、この手のトランプ本では、後付に発行日が印刷されていないのがとても気になっている。今回は、カバーに印刷されていた。

カバーではいつ捨ててしまってもおかしくないのに、どうして本自体に印刷しないのだろう?いつ発行した本かを、残しておきたくないってことなのか?

中身については、セブンブリッジと、ブリッジの混同が見られる。そういえば私も、小学生の時にそういう記述を本で読んだのだが、トランプのデックにブリッジの得点表が入っていて、え、ブリッジってセブンブリッジじゃなさそうだな?と疑問を持ったのが、そもそもの始まり。日本ではセブンブリッジがトランプの王道なんだろう。

章の最後、もっともページが割かれているのが、ノートランプ、であった。それはそれで、正しい道と思う。ブリッジは、セブンブリッジに吸収されたのだろうし。

ところで、ここまで写真を撮って、わかったことがある。今は家で使っていた「夢中になる!トランプの本」が学童にある。以前は、娘はよく、この本を一人で開いて「見ていた」。なにせ漢字が読めないので、見ていたわけだが、実は、「夢中になる」はある程度、漢字が読めなくても遊びの流れを理解できる優れた本ではないのか?

今回娘が借りてきた本は、さすがに漢字が多くて今の娘には読めそうにない。それでもがんばって読むのかもしれないが、読めない字が多すぎて挫折するだろう。

うーむ、どうしてトランプの本を借りてきたいのか?もしかして「夢中になる」が見ていて楽しかったからではないか?見ているだけで、トランプの世界に深く触れることができたからではないか?今、家にその本がないから、図書館で借りてきたいと思うのではないか?漢字の多い読めない本を。

と、感じたので、さっさとアマゾンで購入した。私の感じたことが正しかったか間違っていたか、それはどうでもいいかもしれない。言葉にならない、難しい漢字を覚えるインセンティブとしての、トランプの本、そういうことなのかもしれない。

ちなみに、今娘は、漢字にとても興味を持っている。ちょうど一年前くらい、「本」という漢字が読めていた。本が好きだから、なのだろう。

それと、最近、学童でラミィキューブを遊ぶ人が少ないという。いいのだそれで。ラミィキューブはそんなに簡単なゲームではない。それでも、楽しさに気づく小学生が、あと6年の間に何人かいるはずだ。そういう人が集まったときに、再度流行が訪れるのだよおそらく。

以下の本は、おかあさんが見つけてきた、ひとり遊びの本。




娘は読めそうにないが、おとうさんもグッと来るような内容だ。家に1冊あっても良さそうな本。すぐには読めないけど、いつか必ず読む。

花札をはじめてやる人の本」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4806911291/ref=pd_luc_hashrec_04_03

というのもあったそうだ。こいこいは、娘と2人ですでに遊んでいる。その他、何が書いてあるのか、次に図書館に行ったときには借りてきてみよう。