勝負における違和感

いわかん【違和感】
しっくりしない感じ。また、ちぐはぐに思われること。

いわかん【違和感】
a sense of incongruity

incongruity
名詞
1 不一致, 不調和.
2(複-ties)不調和[不適当]なもの[こと].

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違和感がない、という言い方は、物事を好意的に表現していると思う。逆に、違和感がある、という言い方は、いろんな深い意味を含んでいるのではないかと思う。人の性格にまで話を広げれば、生きづらいとか、人間関係にぎくしゃくするとか、そういう範疇の意味も含まれる気がする。

今、話したいのは、勝負における違和感のことで、私は最近、これに凝っている。普通にプレイするなら約束通りこのカードをプレイすればいいのだけれど、うーむ、なんか嫌な感じがするなぁ、違和感があるなぁ。やっぱりやめて、こっちを出そう。みたいな。

虫の知らせ、とも言うのかな。本能で感じる直感と言ったりもできるかな。そういうのを、大切にしようと思い始めたのだ。というのも、今までそう思うことが無かった。私にはそういう直感がないのだと思ってあきらめていた。でも、今からでも遅くないから、そういう違和感を鍛えよう、と思い始めた。

娘が、セットで発揮するパターン認識の力、これも私は、娘にとっては違和感の一種なのだろうと思っている。パッと気がつく、みたいなこと。こういうことは他に、いろんな言葉があるかもしれないが、浮かばない。違和感というのがどうもぴったりしている。

羽生さんはどうやら竜王戦大逆転で負けたみたい。私は詳しくはないですが、羽生さんの話を聞いているのはとても楽しい。彼も、直感を大切にする、というようなことを言っていた。

それにしても、私が思うこの違和感というのは、他に日本語に単語がないのかなぁと思う、、、勝負勘とか、直感ということなのかなぁ、、ウーム私に取ってはやっぱり、違和感が、違和感がない。

この違和感、今まで自分に「全く無い」と思っていたことを、忘れることにしようと思っている。そして、違和感の扉を開けて、これからどこまで、違和感を鋭く手に入れることができるか、娘と競争するのかもしれない。