最近ちょっと、ディフェンスに興味が出だした。そこでヒューケルゼイの名著、キリングディフェンスを読み進めたくなった。
p72、あなたはE、リードは♣9、プランをどうする?
私が考えたことを書き連ねよう。
ダミーは18点。サウスは一度レスポンスしながらゲームに行かなかったということは4〜5点で♦にしか点数がないということだろう。相手は18+5=23点くらい、自分が10点あるのでPdは7点くらい。
♣9のリードはおそらくトップオブナッシング、アナーは持ってない。となるとPdの7点は♠Qと残りは♦ということになりそう。
Pdから♥をリードして欲しいところ。となれば、♣のKQを持ってはいるが、ここでエンカレッジしてはいけないということだ。
おおよそ考えたのはここまでで、しかるに♣Qで取って、、、ここから最後の大切なところを考え尽くさずに答えを見てしまった。答えは次の通り。
Pdの♣はシングルトンかダブルトンであろう。もしシングルトンであっても、Pdのナチュラルトランプトリックでラフしてもらうだけだ。パートナーは♦にいくらかのハイカードを示している。
取れる唯一の望みは、♣に加えて♥を2トリックと2つのトランプだ。そのため、もしPdがもう一枚♣を持っていたとしても、♣を返してもらくはない。おおきなディフェンスの失敗を招く。
Pdがハートにスイッチする確実な方法は、最初の♣をKで取って♦を返すことだ。
Wはハートへのスイッチを理解してくれるだろう。
このようなプレイはPdの精神的負担を軽減し、ゲームを簡単にする。長い試合では大切なことだ。
というわけで、やっぱりキリングディフェンスは、頑張る人を応援しているようだ。どこまで続くかわかんないけど当分読んでみる。