わからないということ

昨日は久しぶりのブリッジ教室に娘と行ってきた。前回、ブリッジ月例会でトーナメント・デビューしたあとは、おとうさんもほとんど時間が取れず、家でTiny Bridgeをするぐらいしかできなかった。いろんなことを忘れているだろうなと思いつつ、ブリッジ教室では、忘れていることもあれば、ぜんぜん忘れていないこともあって、面白い。

ビッドの約束を増やした。同じ4枚のスートがあるときは、下のランクのスートからビッドを始める、ということ。同じ枚数なら、アナー(エースとか、のいわゆる絵札)が多い方を選んでいた傾向があった。スペードからビッドが始まると、おとうさんがビッドを続けるにはいきなり2の代になってしまうので、弱い手の時にはとても窮屈になってしまうのだ。質の良いスートから提案するというのも、一理あるわけだし、本格的にブリッジをしだしたら、トランプの枚数もそうだけど、質が大切ってこともきちんと教えていかなければならない。でも、今はとりあえず、質よりも、会話を楽しむことを優先しよう。

それと、以前から娘は「1NTのオープンって言うのは、どういうときにするの?」と興味を持っていた。スペードが4枚あるときはスペードを言うけど、ノートランプってどういうときに言うのか。そこで思い切って普通の答え。「点数が15てんから17てんのときにいうのだ」。

昨日、娘が1スペードとオープンした。おとうさんは9点のスペード2枚しかなくて、スペードはまだ4−2のフィットなのですぐに賛成ができない。でも点数がある程度あるので、何かを言わないといけない。ということで、これも普通の1NTと答えた。これが2NT、3NTとなっておとうさんの3NTになったわけ。まことに普通のビッドであった。おとうさんのディクレアラで、9トリック取れたので500点のボーナスをもらうことができた!

ここで、娘が私の手を見て「どうして9てんしかないのに、1NTっていったの?どうしてどうして?」となった。おとうさんは、最初に1NTというときのことを15点から17点、と言ったのだ。今回の1NTは、最初じゃなくて、娘のビッドに答えたのでしょ。

といいながら、なるほど、おとうさんの説明はわからないことばかりだな、と反省、娘は何がわからないのかが、やっとわかった。最初にビッドする人を、オープナー、それに答える人を、レスポンダーというのだが、その区別をきちんと説明していなかった。

まだまだ、教えることも多いけど、おとうさん、教えられることもたくさんで、助かる。

ジン・ラミーで手が見える

先日、超頭がすっきりしているときに、娘とジン・ラミーであそんだ。娘の取るカード、取らないカード、おとうさんが持っているカードで、娘の持っているカードが手に取るようにわかった。こんなことは久しぶりだ。しかし、引きの強い娘には勝つことができなかった。残念。それでも、ずいぶん久しぶりだったぞ、カード透視。