ハート集め

もうすぐ、娘の誕生日が来て6才になる。今の娘のマイブームは、なわとびと自転車で、なわとびは10回飛べるよう日々、研鑽を重ねているようだ。しかし家族に運動神経が達者な人間がいないこともあり、リズム感が悪いのは仕方がないと思っている。なわをゆっくり回して、リズム良く膝を使ってポンポンと跳びながら、長〜く続けられると良いなぁとおとうさんもおかあさんもイメージをしているのだが、実際の所、おとうさんもおかあさんも、自分でやってできるとは限らない。

だから娘にいろいろと条件を付けるのはやめにして、自分の体でやりたいようにやらせて、余裕ができたら少し助言をしてあげようと思う。今のやりかたは、超スピードでなわを回して、5〜6回なんとか跳んでいるうちになわを通す、という気合いで持っていく方法だ。見ているだけで疲れるが、毎日続けてさえいれば、本人がなにか気がつくことがあるだろう。

箸の持ち方は、1年ほどだらだらと様子を見ながら、今年の3月に「あと1月で完成にしよう」と目標を立ててやったところ、自分から持ち方を変えるようになってスムーズに持ち方が完成したことがあった。この方法が娘にはちょうどいいんだな、と思ったので、今度の誕生日にもいくつか目標を提示して、毎日練習を重ねて見ることにした。

自転車は補助輪なしでの運転が目標であるが、今のところかなり無理そうなので、これもまた長い目で見ることにした。そこで、具体的目標としては、体を動かすものとして、なわとび10回。回数はもうすぐこなせそうなので、フォームの改善もより良い方へ導いてあげる予定だ。それと鉛筆の持ち方。これもほぼ1年くらい、だらだらと指導を続けてきているが、鉛筆は毎日自分で持っているので、なかなかおとうさんの目が届かず、修正もままならないでいる。箸の形も良くなったので、鉛筆もそろそろ時期が来たと思うので、ここから1ヶ月ちょっとで、目標を持たせて良い鉛筆の持ち方に修正してあげたい。

さて、おとうさんとしては、この2つが、本人にも親にも負担にならず、効果が高い目標と思って満足であった。ときに、娘に「何か、やりたいことはあるか?」と聞いてみたところ、「ひらがなをきちんと書けるようになりたい」とのことだった。一応すべての字は書けているが、書き順もおかしいし、たまに左右反対に書いている字もあったりする。とりあえず大人に対しても読める字を書いているので、それ以上の向上は計画していなかったが、今回本人から申請があったので、もっとも重要な課題としておとうさんも取り組んであげようと思っている。

トランプ教室

夜にトランプする機会が少し減ってしまっているが、先週の末に、ブリッジの先生が月に1度開催している、小学生向けトランプ教室があって、久しぶりに娘もトランプで遊んできた。小学1年生に混ぜてもらって七並べや神経衰弱、ぶたのしっぽ、ババ抜きなどで遊ぶ。順位点を付けながら点数表に合計して、最後に発表がある。カードさばきは家で慣れているので問題ないのと、点数表の計算や記入も問題ない。普段クリベッジとかジン・ラミーとか、大人向け少人数向けのゲームばかりしているので、カードの扱いがままならない小学生の中で遊ぶのは物足りないのではないかと思ったが、大人の杞憂のようで、とても楽しいという。5人の班で3位になったと、少し悔しさもにじませながら、おとうさんに説明をしてくれた。

おとうさんは、このトランプ教室で、先月からアシスタントをしている。1年〜5年までの20名ちょっとの「いたずら好き」な子供達を、1時間テーブルに付かせてトランプさせている先生は大したものだと思う。私もいろんなテーブルを回って、皆の手伝いをする。比較的単純なゲームが多いので、少し大きな子供達には、そのうちゴルフとかカシノとかを教えてあげたいと思う。

おとうさんは、皆のカードの持ち方が気になり(w、「決して両手で持ってはいけません、左手(もしくは右手)に持って、親指を上手に使って扇の形に開くんだよ」と、持ち方の指導を繰り返します。月に1度の教室なので、子供が自分で気がつかないと、なかなか形は良くならないかもしれない。それでも続けてみることにしよう。

ハート集め

昨晩は久しぶりにおかあさんも交えて3人でトランプ遊びをすることになった。娘が「何しようか、クリベッジか、それとも、、ホイストか、、」というので、おとうさんが新しいゲームを提案する。「ハート集め」

ツーテンジャックを簡単にしたゲームのようで、沢木敬郎「トランプ百科」に載っている。4枚づつ配って、場札は一番上だけ裏返しだが、その下はすべて表を向いている。トリックテークで、ハートを取ると点数になる。トリックを勝った人から、場札を引いていき、常に4枚になるようにしておく。ハートの点数が、210J(ツーテンジャック)が10点、AKQが5点、それ以外が1点である。娘とは2人で何度かやったことがあるが、おかあさんは初めてで、また3人で遊ぶのも初めてであった。とにかく1回目は遊びながらの説明をしたところ、おかあさんも1回で理解し、本番に!

ハート以外のスートは、トリックをとっても点数にはならないが、山札に見えているカードの争奪のために、是が非でもトリックを取らないといけないときがある。また、ハートの2や、10と言った高得点カードが出ると、場がざわつく。弱いカードだが点が高いので、ハートの強いカードをリードできれば、それを取ることができる。また、誰にどのスートが残っていて、どのスートが切れているか、比較的わかりやすいので、それを覚えておいて目の前のプレイに生かすことが必要。

わいわいがやがや、4回ほど遊び、点数を合計したら、娘が1番、おかあさんが2番となった。いちおうホスト役として場を盛り上げる役目に徹したおとうさんであった(W。また遊びたいというので、3人で手軽に遊べるトリックテークができておとうさんも嬉しい。