みちのく地域対抗競技会、その5
マラソンビッドがらみのボードを3ボード紹介したので、最後に1つだけ。私はNで娘がS。これも優勝したチームとの最終ラウンドでプレイしたものだ。
W N E S
1♥
p 2♦ p 2♠
p 3♥ p 4♥
ツーオーバーワンを経由して4♥に落ち着いた。
娘のプレイはマスター・トランプを刈ってしまい、クラブでパンピングされて3ダウンと痛いダウン。しかし、ほかのテーブルのほとんどが4♥をダウンしている。しかし、我々の対抗テーブルはなんと、掟破りのNS、3NTをジャストメークしているではないか。確かにEからのリードだと、♣2をオープニング・リードするとブロックしてクラブを5トリック走れない。そのうちうやむやにされて9トリック取られたのだろう。
ところでこのハンド、私が2♦とゲーム・フォーシングをかけるとき、抵抗を感じた。というのも、長さ点が無くHCPでも12点なので、私だと普通はゲーム・フォーシングをかけない。というか、ロッドウェルの2/1でも13ptがゲーム・フォーシングのしきい値だ。
よってここはフォーシング1NT後、ハートに直して3♥で止まるのが正解だったのではないか?ここでも娘とのフォーシング1NTの微妙なビッドが必要となってくる。ツーオーバーワンがわかりやすいだけに、フォーシング1NTは避けて通れない難関だ。おとうさんもあまり使ったことがないので、娘を良い題材にして練習をしようと思う。
成績
最終的な成績としては、前半は2勝2敗だったが、結局後半はおとうさんが崩れたこともあり、4戦全敗、9チーム中8位のブービー賞となってしまった。
チームとしては、やはりゲームビッドをすべきところを、ゲームに到達せずに、すなわちビッドの時点で負けているというボードがいくつかあった。
- 1セッション目:#23、4♥のところ、対抗テーブルが3♠止まり、−13
- 2セッション目:#6、3♣x−1と4♠+1で、−6
- 2セッション目:#23、3♣=と4♥=、−12
- 2セッション目:#26、3NT+2と2♦−1、−13
- 2セッション目:#14、3NT=と4♠−1、−10
ゲームビッドがうまくできないことで大量失点しているところは、チームとしての底力が足りないところ。
2セッション通じて崩れないこころを持つために、日常からどう対処すべきか、長い目で考えてみたい。